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仰天!? 野村予想の大当たりと大外れの裏側

 楽天名誉監督の野村克也氏の「楽天は5位。本当は最下位と言いたいところだが、名誉監督に就任したからな」という予想は、もっかのところ大当たり。その一方で「城島はダメだ。捕手として失格」とダメ出しした阪神・城島健司に関しては大外れ。攻守にわたる大活躍で、城島はチームの快進撃の原動力になっている。

 大当たりと大外れの野村予想。それも当然だろう。論理的で説得力のある野球論を売りにする野村氏だが、実は好き嫌いが激しく、感情でものを言う人だからだ。楽天に関しては昨年2位に押し上げたのに、敷かれていた勇退の既定路線に乗せられ、続投させてもらえなかった恨みがいまだにあるのだ。「広島でBクラス続きのブラウンがなんでワシの後の監督なんや」という感情論からの5位予想。それがたまたま当たっただけ。
 「監督、名誉監督なんだから、仙台の試合に行った方がいいですよ。仙台のファンが熱烈歓迎してくれますよ。『やはり野村監督でないと勝てない』と」。野村氏の取り巻きからこう言われ、仙台へ行くタイミングを計っているという。

 仙台のファンの熱烈復帰コールを背にして、名誉監督から監督復帰というシナリオを、早くも夢見ているのかもしれない。が、完全に大外れの城島への感情的予想を見れば、そう簡単には事は運ばないだろう。世間はそれほど甘くはない。野村氏の城島嫌いの根は深い。
 「なんでONばかりが騒がれるんや」と、野村氏が現役時代から毛嫌いしている巨人・長嶋茂雄終身名誉監督、ソフトバンク・王貞治球団会長、永遠の国民的スーパースターのONが、城島にとっては憧れの師匠だからだ。王球団会長がホークス時代の城島の育ての親であることは広く知られているが、長嶋氏もアテネ五輪日本代表監督として、日本代表の「4番・捕手」に抜擢してくれた恩人だ。城島は「天下のONの下で野球をやれたのは、オレくらい。本当に感謝感激している」という熱い思いを持ち続けている。
 それだけでも、野村氏にとって不愉快だろうが、城島はこう歯に衣着せぬ発言をしている。「野村さんや森さんの暗いイメージで、少年野球で捕手をやろうとする選手が少なくなっている。僕が捕手のイメージを明るく変え、子供たちが捕手をやりたくなるようにしたい」と。
 そんな経緯があり、野村氏の城島バッシングが続いているのだ。日本代表が連覇した昨年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)でも「ワシなら城島は使わん。自己本位のリードをするからや」など酷評している。怒った城島が「あの人は1点も取られないリードをしたんでしょ」と反撃。結果は正直で正捕手・城島の貢献度は大だった。それだけに、野村氏は腹立たしく、今度はメジャー帰りで阪神入りした城島にケチをつけているのだ。「知将」「名監督」などと言われている野村氏だが、その素顔は好き嫌いの激しい74歳の感情家だ。

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