バカ事件fromアメリカ・ニューヨーク編

　【3月12日アメリカ・ニューヨーク州イーストニューポート現地時間】ロングアイランド・イーストポートにあるチェーンストア薬局のライトエイドに、強盗が押し入った。

　同薬局で働く、なんと91歳のローレンスさんはレジ係で、ちょうどその時は、勤務中だった。強盗が、フローレンスさんのところにあるレジから現金を奪いそうになると、彼女は強盗の手をつかんでから金切り声を上げた。すると、強盗はフローレンスさんの胸を殴り、その場に倒した。

　後に「なかなかいいパンチだったわ」と余裕のコメントをしたフローレンスさん。警察が到着した後も、医療行為を拒否、しかも店側が早く家に帰ったほうが良い、との助言も拒否。「家に帰ってから、そこに座って、退屈にしているなんて」そんなことは、したくなかったそうだ。

　その日の仕事が終わると、フローレンスさんは自分で車を運転して帰りたい、と言い張った。7人の孫と13人もひ孫を持つ彼女は、「もし警察が犯人を捕まえたならば、私が平手打ちしてやるわ」とも行っているらしい。91歳、恐るべし。