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大阪のマヌケ消防士が女湯のぞき! 見つかって5メートル落下逃走し足骨折

 なんとも、マヌケというしかない。

 大阪府警門真署は、女湯をのぞくために、スーパー銭湯の敷地に忍び込んだとして、8月13日までに、建造物侵入の疑いで、大阪市消防局阿倍野消防署の消防士長・上田哲也容疑者(31=同府門真市)を現行犯逮捕した。

 逮捕容疑は、12日午後10時40分頃、同市三ツ島の温浴施設「三ツ島湯元一丁門(みつしまゆもといっちょうかど)の湯」の敷地に侵入し、浴室に隣接する機械室の屋上から女湯の露天風呂をのぞいた疑い。機械の点検に来た男性店長が、機械室屋上にいる上田容疑者を発見。店長が声を掛けると、上田容疑者は驚いて、約5メートル下の地面に慌てて飛び降りて逃走したが、約150メートル先で動けなくなっていたところを取り押さえられた。

 上田容疑者は飛び降りた際に、右足のかかとや腰などを骨折して、全治2カ月の重傷を負った。入院加療が必要なため、13日にいったん釈放し、回復を待って詳しい事情を聴く。

 同署によると、機械室近くの壁(高さ約5メートル)のすぐ北側には女性用露天風呂があり、当時、複数の女性客がいた。上田容疑者は、もともと立て掛けてあったはしごで上ったといい、調べに対して、「妻と不仲で女性の裸を見たかった」と容疑を認めているという。

 大阪市消防局は「市民の信頼を大きく損ね、深くお詫びする。具体的な内容を確認次第、厳正に対処する」としている。
(蔵元英二)

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