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八王子元カリスマホスト失踪事件 7人逮捕で明らかにされるおぞましき遺体溶解作業

 “土田十寛”の名で「西東京のカリスマ」と呼ばれた東京都八王子市の元ホストクラブ経営者・土田正道さん(当時43)が失踪してから2年10カ月。9月18日に計7人が警視庁に逮捕され、その凄惨な殺害状況が徐々に明らかになりつつある。

 死体損壊と同遺棄などの疑いで逮捕されたのは、土田さんと店を共同経営していた玄地栄一郎容疑者(31)、元従業員の阿部卓也容疑者(26)、さらに阿部容疑者の実父・秀樹容疑者(59)、卓也容疑者の元妻・篤子容疑者(31)、玄地容疑者の元妻・紗希容疑者(28)と知人の平正喜容疑者(30)、紗希容疑者の妹・栄美容疑者(28)。
 「土田さんは'10年11月25日午前中に自宅を出て、その後、八王子駅前の駐車場に車を止め、徒歩で玄地容疑者と共同経営する店の方角に向かったことが、防犯カメラの映像で分かっています。以降、行方不明となったのですが、同店の床に血痕が付いたために内装を変えていたことや、篤子容疑者が衣装箱のようなものを店に持ち込んだこと、さらに土田さんの遺体を入れて秀樹容疑者の自宅へ運んだなどの証言を複数の元従業員から得て、今年4月、秀樹容疑者の自宅を捜索したのです」(捜査関係者)

 結果、風呂場から浄化槽にかけ、顔の骨の一部とインプラント(人工歯根)を発見。警察は国内に出回る同型のインプラント600本の1本1本を特定し、それが土田さんのものであることを突き止めたのだ。
 「さらに、玄地容疑者が紗希容疑者と栄美容疑者に命じ、業務用の配管洗浄に使う水酸化ナトリウム(苛性ソーダ)を購入していたことも判明した。この姉妹は居酒屋を経営していたため、業務用薬剤を入手しやすかったのではないでしょうか。彼らは土田さんの遺体を風呂桶に入れ、薬剤をかけ溶かしたと見られています」(社会部記者)

 前出の捜査関係者は言う。
 「人間を苛性ソーダで溶かすには、少なくとも3週間、長ければ2カ月以上かかる。その間、発する臭気も尋常ではない。普通の感覚なら到底耐えられません」

 事件を巡っては、金銭のトラブルがあったという話もある。7人は容疑を否認しているが(9月23日現在)、完全犯罪の意思があったことは間違いなさそうだ。

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