ジャニーズ事務所・副社長メリー喜多川氏への解任署名活動スタート「許しません」「我慢の限界」「経営者として失格」

　全世界中の誰でもキャンペーンを開始できる「change.org」というサイトで、ジャニーズ事務所・副社長メリー喜多川氏の解任署名活動が19日、スタートした。

　SMAPファンである署名発信者は「長年SMAPを支え、共に歩んできたチーフマネージャーさんへのパワハラ退社。中居くんが反省して事務所に謝罪？　木村くんが事務所を説得？　なぜ謝らなければならないのでしょうか。マネージャーさんは、SMAPはなにか悪い事をしましたか？」と疑問を投げかけ、「全ての原因はジャニー喜多川さんの姉、メリー喜多川氏です」と断定。

　「解散＆分裂」騒動の渦中にあったSMAPのメンバーは18日、フジテレビ「SMAP×SMAP」に生出演し、自らの口で謝罪した。いつもとはあきらかに違うSMAPメンバー。そのこわばった表情と憔悴しきった様子に、心配する声が続出していた。

　さらに、「彼女が居なければ全て解決、なんて簡単なことではないのは理解しております。ですが、やはり事の発端がメリー喜多川氏であることに間違いはないのです」と前置きし、「メリー喜多川氏が事務所を私物化し、牛耳っている限り、たとえSMAPは解散にまで行かずとも、メリー喜多川氏の元で苦しい状況のままです。今まで以上に酷い仕打ちを受ける可能性は大です」と予測。

　最後に「ジャニーズ事務所、そしてSMAPを救う一つの手段として、メリー喜多川氏の取締役副社長・そしてレコード会社『ジャニーズ・エンタテイメント』の代表取締役社長の解任を求めます。どうか、皆様のご協力を、お願い致します」と訴えた。

　すでに2800名の賛同を得ており、賛同者たちは「あまりにもヒドい。もう我慢の限界です」、「メリー副社長は経営者として失格」「怒り心頭とはこのこと」「謝罪すべきなのはメリー喜多川」「メリー喜多川を許しません」などメリー氏の責任を追及するコメントを続々と書き込んでいる。

　一連の騒動は、SMAPのマネージャー・I氏とメリー喜多川氏の“お家騒動”が発端だとされている。もともとI氏のジャニーズ事務所退社にともない、中居正広、稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾の4名が独立する方向で、木村拓哉だけがジャニーズに残留すると数々のメディアで報じられた。

　実際にSMAP分裂に拍車をかけたのが、昨年の「NHK 紅白歌合戦」でのI氏の“動き”だという。I氏は白組の司会者として木村を推し、内定も得ていたようだが、このI氏の動きにメリー氏が大激怒。2人の溝は深まり、SMAPの解散騒動にまで発展してしまったようだ。

　メリー喜多川氏は、ジャニーズ事務所代表取締役社長・ジャニー喜多川氏の実姉。その経営手腕や営業力は芸能界で知られており、ジャニーズ内のみならず業界で大きな影響力を持っている。

　まだまだ賛同者が増えるであろう署名活動。一体どのような方向に進むのか、気になるところだ。