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シネマレビュー「ラースと、その彼女」

 長年自宅のガレージを改装した部屋に一人、寂しく暮らしてきたラース・リンドストロムは、インターネットで新しい友人ビアンカと知り合った。彼はビアンカを家に招待し、兄ガスと義姉カリンに紹介する。しかし、兄夫婦は即座にショックを受け、ラースとビアンカにどう声をかけていいのか分からない。というのも、彼女は人間ではなく等身大のリアル・ドールだったのだ…。

 リアル・ドールと一緒に町を歩いているのがこの映画の主人公ラース。冗談ではない。なぜこんなことをするのか? この問題を、ラースを傷つけずに解決する為に、町の人たちはラースの話に合わせてみるのであった。

 2008年アカデミー賞オリジナル脚本賞ノミネート作品。面白いと言える作品ではないが、人間関係が希薄で、経済や競争を重視している現代社会への批判がこめられている点は評価できる。恋愛映画のようなタイトルだが、そうではない作品。

 主演は、ライアン・ゴズリング。監督は、クレイグ・ギレスピー。

12月20日(土)より渋谷シネクイント、シネ・リーブル池袋他にてロードショー
配給/ショウゲート

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