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オノ・ヨーコ、ジョン・レノンに捧げた言葉

 オノ・ヨーコが8日、ジョン・レノンの30回忌でジョンへの賛辞を贈った。
 ニューヨークの自宅アパートの屋外で狂信的なファンによってジョンが殺害された日からちょうど30年が経ったその日に、ヨーコがブログで心に響く称賛の言葉を綴った。
 ヨーコはジョンから間違った紅茶の入れ方を教えられたことで、一緒に「笑い転げた」ことを振り返っている。「2人とも、その年が人生を一緒に過ごす最後だとは思ってもみませんでした」「もし生きていれば、今年はジョンの70回目の誕生日でした。しかし、人々は彼が生きているかどうかは気になりません。とにかくジョンを愛し、自分達の愛と共にジョンは生き続けているのです」「ジョンから我々が授かった一番の贈り物は言葉ではなく、その行為なのです」

 ヨーコは同日、東京、武道館にてジョンの名誉を称える『ドリーム・パワー・ジョン・レノン・スーパー・ライブ』を開催した。
 一方、ジョンの生まれ故郷イングランドのリバプールでは、キャヴァーン・ウォークスにあるビートルズの銅像の元で、午前10時から記念祭が行なわれ、1964年にアストリット・キルヒヘアが撮影したビートルズの写真が再現された。
 世界各地でジョンへのトリビュートが行なわれ、キンクスのフロントマンであるレイ・デイヴィスは、ニューヨーク・タイムス紙にエッセイを寄稿し、U2のシンガー、ボノはU2として『プライド』をジョンに捧げ、追悼した。

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