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ジャニー氏の性加害問題で〝脱ジャニーズ〟進む? 会見での質問メディアには偏りも

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 2019年に亡くなった、ジャニーズ事務所のジャニー喜多川前社長による性加害問題を巡り、同事務所が設置した「再発防止特別チーム」(座長・林真琴前検事総長)が29日、都内で会見を行い、再発防止策として同社の藤島ジュリー景子社長の辞任を要求した。

 同チームは会見で、「根底から変えて再出発するには、トップを交代する必要がある。原因の一つでもあった同族経営の弊害も防止できる」とした。
 また、長期にわたりジャニー氏の性加害が行われた背景として、同族経営の弊害やずさんな管理体制、ガバナンスの脆弱性、マスメディアの沈黙、業界の問題などを指摘した。

 ​>>デビュー組はシャレにならなかった? ジャニー氏からの性被害の回数<<​​​

 「会見に集まったマスメディアのうち、相変わらず、ジャニーズとベッタリのスポーツ紙の記者からの質問はなし。テレビ局は、フジテレビ、TBS、関西テレビの記者しか質問しなかった。さらに、会見のタイミングについて、ジャニーズに所属するなにわ男子がメインパーソナリティーを務めた『24時間テレビ』が終わったタイミングにしたのでは、との質問も出たが、同チームは『関係ありません』との回答だった」(会見に出席した記者)

 同日夜、日テレ系のニュース番組「news zero」ではかなりの時間を割いて、メインキャスターの有働由美子アナウンサーが会見について報道。会見が前日の28日であれば、月曜キャスターの嵐・櫻井翔がいたが、会見の日程が調整されていたことは想像に難くないはずだ。

 フジは30日放送の情報番組「めざまし8」で局としての見解を発表。「報告書に記されたマスメディアの過去の報道に関するご指摘を真摯に受け止めております」などとした。

 過去にジャニーズにレッスン場を提供するなど、〝共犯〟とも言われているのがテレビ朝日。他局に比べ腰が引けた報道だったが、各番組のコメンテーターが厳しいコメントをするというスタイルで報じた。

 「より一層、ジャニーズに対する風当たりが厳しくなった。民放各局のCMスポンサーもジャニーズタレントの起用を避けたいはず。今後、各局は脱・ジャニーズでの番組作りが当たり前になりそうだ」(芸能記者)

 そういう状況を迎えないと、ジャニーズは本気で企業体質改善に取り組むことはなさそうだ。

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