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元横綱・白鵬、伯桜鵬の来場所方針に批判「再起不能になりかねない」 左肩故障の回復遅れ深刻も休ませない?

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宮城野親方(写真は現役時代)

 7月場所で千秋楽まで優勝を争い、「11勝4敗」の好成績をマークした平幕・伯桜鵬。27日に伝えられた師匠・宮城野親方(元横綱・白鵬)のコメントが物議を醸している。

 報道によると、白鵬はこの日都内で行われた日本産業精神保健学会の講演会後に取材に対応。その中で、左肩故障を抱えている伯桜鵬について「リハビリをしても良くならなかった」、「(手術を)したらしたで長引くだろうし、若いから万全でいってほしいという思いもあるし…。今のところは(様子を見る)」と現状を説明したという。

 4月に左肩を痛めている伯桜鵬は5月、7月場所は同箇所付近をテーピングで固めた状態で土俵に上がっていたが、7月場所後に行われた夏巡業(7月29日~8月27日)は「左肩関節亜脱臼のため1カ月の休養加療を要する」との診断書を相撲協会に提出し休場。この間行った治療では思うように回復は進まなかったようだが、宮城野親方は当面は状態を見ながら稽古させ9月場所に臨む方針だという。

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 宮城野親方のコメントを受け、ネット上には心配の声が寄せられたが、中には「様子見で9月場所出すのはマズい、今すぐ考え直せ」、「強行出場で悪化させる方が影響長引くのでは」、「先場所終盤みたいに思い切り強打でもしたら再起不能になりかねないぞ」といった指摘も見られた。

 「現在20歳の伯桜鵬は2023年1月場所で幕下15枚目格付出としてデビューし、翌3月場所で新十両、同7月場所で新入幕とスピード出世中の力士ですが、これまでの報道では左肩故障は中学時代からの古傷だと伝えられています。また、7月場所12日目の小結(現平幕)・阿炎戦では、相手を押し出した際に転倒し左肩を地面に強打。右手で左肩付近を押さえながら顔をしかめた伯桜鵬は、立ち上がるまでに10秒ほどかかるなど同箇所を悪化させたような様子を見せていました。元々ダメージのあるところに強い衝撃を食らったことで、故障がこれまでよりも重くなっている可能性もありますが、このまま9月場所に出場させるとさらに深刻化するのではと不安視しているファンも少なくないようです」(相撲ライター)

 左肩故障の治療に専念する分、相撲をとる稽古などもほとんど行えていないことが予想される伯桜鵬。コンディション、実戦勘ともに今一つの状態といえそうだが、宮城野親方はこのまま9月場所に伯桜鵬を出場させるのだろうか。

文 / 柴田雅人

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