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関脇・豊昇龍、稽古後に次場所の抱負語るも厳しい声? 八角理事長も苦言、“悪癖”が治れば大関とりに光明か

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 先月行われた大相撲3月場所で「10勝5敗」と2ケタ勝利をマークした関脇・豊昇龍。5日に伝えられた5月場所についてのコメントが話題となっている。

 報道によると、豊昇龍は同日に愛知・稲沢市で行われた春巡業での稽古後に取材に対応。その中で、関脇・霧馬山が「12勝3敗」で3月場所を制したことを念頭に「体の大きさは同じくらい。新関脇で優勝しているのは自分にとっても悔しいし、なんで自分ができないかなって。自分もやらないといけない」、「大関になるのは自分の夢。頑張りたい」と次場所へ闘志をにじませたという。

 豊昇龍は今年1月場所で8勝、3月場所で10勝を挙げており、5月場所は15戦全勝なら大関昇進目安(三役で直近3場所33勝以上)を満たす状況。仮に全勝なら優勝・場所後昇進は確実で、そうでなくても2ケタ以上なら7月場所での大関とりにつながる重要な場所だ。豊昇龍は同じモンゴル出身で幼少期からの仲である霧馬山の優勝に刺激され、次場所は自分が活躍すると息巻いているようだ。

 >>大相撲、豊昇龍に投げられた力士が病院送りに! 師匠は引退も覚悟、トーナメント戦以前にもあった危険な取り口<<

 豊昇龍の稽古後コメントに、ネット上では次場所の躍進を願う応援コメントが寄せられた。ただ、中には「今のままなら来場所は口だけの結果になりそう」、「無理な取り口続けてる内はキツいだろ」、「楽して勝ちにいくのを辞めないと上目指すのは到底無理」といった厳しい指摘も多く見られた。

 「現在23歳の豊昇龍は2018年1月場所の初土俵から5年で三役に定着と順調に出世中ですが、かねて安易な奇襲や無理な投げが目立つことが問題視されています。3月場所でも6日目の平幕・阿武咲で注文相撲を見せたり、12日目の霧馬山戦で立ち合い顔面張り手を繰り出したりと“悪癖”は変わっておらず、相撲協会・八角理事長(元横綱・北勝海)が『変化気味の楽をして勝とうとする相撲が多かった』と苦言を呈したことも伝えられています」(相撲ライター)

 根深い課題を抱えながらも2020年9月場所から幕内、2022年3月場所から三役を維持し続けている豊昇龍。課題をつぶせばおじ・朝青龍氏(元横綱)のような圧倒的な存在に大化けする可能性も十分なだけに、現状を歯がゆく思っているファンも少なくないようだ。

文 / 柴田雅人

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