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DeNA・三浦監督、オープン戦最下位にも動じず「準備をしている段階」 チーム内競争も継続中か

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三浦大輔監督

 14、15日に横浜スタジアムで行われた、開幕戦の相手でもあるタイガースとのオープン戦。初戦は6−11と大敗。次戦は0−2と接戦ながらも、ヒット2本での敗戦。平日の日中に集まったベイスターズファンのため息が球場に充満した。この連敗でオープン戦ながらも泥沼の6連敗となり、今シーズン2位からのステップアップを狙うチームを心配する声は高まっている。

 WBC招集で打線の核、牧秀悟とネフタリ・ソトが不在の影響もある。スタメンでは昨年交流戦であったのもの、1番に佐野恵太を置き早めに打席を与えて途中で交代させ、新戦力の京田陽太やベテランの大和をファーストに置くなど試行錯誤中。また一軍経験のなかった小深田大地や粟飯原龍之介を打席に立たせ、育成ピッチャーの加藤大とスターリン・コルデロも一軍に置いた。

 三浦大輔監督は「ゲーム参加でブルペン待機をしてもらいましたけど、登板機会はなかったですけど一軍の雰囲気とかブルペンでの待機の仕方とか、他の投手のいろいろなところを見て、この経験を今後に生かしてもらったらいいなと思います」とゲーム参加の意図を説明。

 結果には「重いですね。6連敗でしょ」と言いながらも「目的をしっかり持って、投手もイニングを決めてやってます。気にすることは、ないことはないですけどね」と悲壮感はない。

 「オープン戦ということでね、シーズンに向けての準備をしている段階なので。もちろん勝ちにいく中で出ている選手は、何をしないといけないかということを取り組んでいますから。全く気にしないわけではないですけど、比重が違います!シーズンとは」と勝ち負け以外の部分にフォーカス。

 「長いシーズン、ここにいるメンバーだけというわけにはいかないので、投手全体の底上げをしていかないといけないと思います」と述べた。15日に好投した三浦銀二は福岡に同行させると決め、逆に2失点の中川虎大は一軍を離れるなど、本番に向けてチーム内競争は続いている最中だ。

 昨年の同時期のスタメンはほぼ主力で固めていたが、今年は意図を持ってオープン戦に臨んでいる三浦ベイスターズ。今まいているタネはきっとシーズン中に芽吹くはずだ。
  
取材・文・写真 /  萩原孝弘

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