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LiLiCoオススメ「肉食シネマ」 変わるのに、遅いなんてことはない!『15年後のラブソング』

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提供:週刊実話

 皆さん、お元気ですか? 仕事柄、出勤しなければいけない方や、テレワークの方たちも、本当にお疲れ様です。この連載を長年続けさせていただいてますが、こんな状況はもちろん初めて。映画館で大切な人と笑って泣いて、作品を見られる日が来ることを信じて、1人1人がいま、できることをやりましょう。

 現在、多くの映画公開が延期になる中、とてもキュートな作品を見つけました。タイトルは『15年後のラブソング』。そこのあなた、絶対思ったでしょ? 女性向けのタイトルだな〜って。私もそう思いました(笑)。

 実は私、すでに半年前に、字幕なしで見てました。オリジナルは『ジュリエット・ネイキッド』。それを、すっかり忘れて見始めたのですが、すぐに「あれ? あの時の“男性の背中を押してくれる可愛い映画”だ!」と気付き、今回、紹介することに決めました。

 ずっと一緒に暮らしているカップルの彼氏、ダンカンは伝説のミュージシャン、タッカー・クロウに惚れていて、部屋にはポスターや過去のライブの資料だらけ。ファンサイトまで作って、どっぷりハマってます。そんなダンカンに、恋人のアニーはウンザリ。彼女の話はほとんど聞かないし、生活すべてがタッカー一色。ちなみに、うちの夫もアメコミのフィギュアとレゴにどハマり(笑)。でも、主人が幸せそうだからウンザリを通り越して、たまにプレゼントしちゃったり!

 映画に話を戻すと、キレたアニーが、このファンサイトにタッカーの悪口を書き込むと、なんと本物のタッカーからメールが来た! 2人はダンカンに内緒でメール交換して会うことに。一方のダンカンは浮気をし、その結果、2人は別れてしまう。タッカーも若い頃、女性関係が奔放で、異母兄弟との問題や仕事がないので酒に頼る日々でした。

 自分を変えたいタッカー、大きなミスをしたダンカン、その間で揺れ動くアニー。登場人物がみんな、味があっていい。笑いとハートウォーミングのバランスが絶妙です。家族の在り方にはいろんな形がありますが、それでいいんです! 他人からは複雑に見えるかもしれないけど、家族は繋がってます。

 私が一番好きなシーンは、ダンカンとタッカーが初めて会う時のシーンです。タッカーだと気づかないダンカンは、自己紹介されてもニセモノだと思う始末で、とにかく、トボけた演技が最高なんです!

 人は変わることができる。遅いってことはないことを、教えてくれますヨ〜♥

画像提供元:(c) 2018 LAMF JN, Ltd. All rights reserved.
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■15年後のラブソング
監督/ジェシー・ペレッツ 出演/ローズ・バーン、イーサン・ホーク、クリス・オダウド、アジー・ロバートソン、アユーラ・スマート、リリー・ブレイジャー、フィル・ディヴィス、デニース・ゴフ、リリー・ニューマーク 配給/アルバトロス・フィルム 6月12日(金)より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町他にて全国公開。
■イギリスの港町サンドクリフの博物館で働く30代後半の女性アニー(ローズ・バーン)は、長年一緒に暮らす恋人ダンカン(クリス・オダウド)と平穏な毎日を送っていた。仕事もある、恋人もいる。これからも同じ毎日だと思っていたアニー。そんな彼女のもとに、ある日、1通のメールが舞い込む。送り主は、’90年代に表舞台から姿を消した伝説のロック・シンガー、タッカー・クロウ(イーサン・ホーク)本人。腐れ縁の恋人、ダンカンが心酔するミュージシャンだった。

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LiLiCo:映画コメンテーター。ストックホルム出身、スウェーデン人の父と日本人の母を持つ。18歳で来日、1989年から芸能活動をスタート。TBS「大様のブランチ」「水曜プレミア」、CX「ノンストップ」などにレギュラー出演。ほかにもラジオ、トークショー、声優などマルチに活躍中。

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