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名医・博士の健康術 ★今週のテーマ 鼻のトラブル解消法

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提供:週刊実話

 ペットボトルや輪ゴムなど、身近なものを使ってできる花粉症・鼻水・鼻づまりetc.が改善するワザを公開!!

 鼻炎は鼻粘膜が炎症した状態のことで、くしゃみ、鼻水、鼻づまりといった症状が引き起こされる。原因によって「感染症の鼻炎」「アレルギー性鼻炎」「その他の鼻炎」に大別することができ、今の時期、非常に厄介な花粉症はアレルギー性鼻炎に属する。

 アレルギー性鼻炎は、症状を発する時期によって「通年性」と「季節性」に分かれ、花粉症は毎年春先に症状が強く現れることから、季節性アレルギー性鼻炎の代表格とされている。

 花粉症は今や4人に1人が悩むほどの「国民病」で、最近は幼児期から花粉症を発するケースも珍しくない。鼻水などの鼻炎特有の症状はもちろん、集中力が低下して仕事にも支障が出るので、厄介極まりない存在なのだ。

 それでは、症状を改善するにはどうすればよいのか。きたにし耳鼻咽喉科院長の北西剛先生は、鼻腔内にたまった細菌・ウイルス・花粉・膿などを除去する「鼻腔洗浄」を推奨する。

「鼻をかめばよいと思う方もいるかもしれませんが、それだけでは異物や膿の除去はできません。そこで、別名『鼻うがい』とも呼ばれる鼻腔洗浄を行い、鼻の中のほこりや細菌を除去するのが大事なのです」(北西先生)

 洗浄方法はとてもシンプルで、鼻腔洗浄器を使って鼻から生理食塩水(血液や組織液と浸透圧が等しい約0.9%の食塩水)を注入すればOKだ。鼻腔洗浄用の器具は市販されているものもあるので、慣れないうちは説明書をしっかり読み、安全に気をつけて行おう。

★鼻の悩みを自力で解消

 一方で、ドレッシングなどを入れる液体容器を使えば、ハンドメイドの鼻腔洗浄器を作ることもできる。

「用意するのは液体容器、そしてシリコン製のイヤホンパッドです。液体容器の注ぎ口に、シリコン製のイヤホンパッドを奥までしっかりはめれば完成です。ただし、使用する容器の耐熱温度をあらかじめ確認し、イヤホンパッドは鼻の穴にあてるだけにして、穴の中に押し込まないようにしてください。パッドが液体容器の注ぎ口よりゆるいと、取れやすいので注意しましょう」(北西先生)

 身近なものを使って鼻水や鼻づまりなどを自力で解消するワザは、他にもたくさんある。例えば、中身が入ったままの状態の500mlのペットボトルを片脇に挟むだけで、反対側の交感神経が刺激され鼻づまりの解消につながる。

「ペットボトルでなくても、硬いボールや椅子の背もたれでも構いません。要は硬質なものを挟むこと。右の鼻の穴に鼻づまりを感じていたら左脇の下に、左の鼻の穴の場合は右脇の下に挟んでください。こうすることで、数10秒以内に鼻づまりが解します」(北西先生)

 頑固な鼻づまりの場合は、鼻をポカポカさせて呼吸をスムーズにする「鼻カイロ」もお勧めだ。

 温めたタオルを鼻の付け根(一番凹んだ部分)から鼻の穴まで覆うようにのせ、鼻呼吸をする。これにより鼻腔内の血流が促され、血管が細くなって炎症がひき、鼻腔内の気道が太くなることで鼻づまりの改善につながる。朝、起きがけの鼻づまりがひどい人は、積極的に試してみよう。

★足首のツボを輪ゴムで刺激

 花粉アレルギーによる鼻づまりを緩和したい時は、「足首輪ゴム」をやってみるとよい。用意するものは輪ゴム1本で、足首に輪ゴムを巻くだけのシンプルなワザである。

「足の内くるぶしの下には『照海』というツボがありますが、輪ゴムを使って刺激すると鼻粘膜の毛細血管が緊張して収縮し、花粉に対して過剰反応しなくなります。その結果、炎症も治まり、鼻通りがよくなります」(北西先生)

 そして、花粉症の予防や緩和に効果があるのが「手の小指湿布」だ。これはその名の通り、両手の小指に湿布を1日貼る治療法で、小指の第1関節と第2関節の間に白い湿布を貼ることで、交感神経と関係の深い腱が刺激される。そうなると自律神経が整い、鼻腔内の環境が改善される。

★ツボ押しで副鼻腔を改善
 鼻水が止まらない時は、「指のツボ押し」もお勧めである。鼻は鼻腔と副鼻腔で構成され、副鼻腔に炎症が起こると鼻水がひどくなるので、手の人差し指や中指、薬指の指先から第1関節までにある副鼻腔のツボを押してあげよう。人差し指の先を、逆側の手の親指の腹と人差し指の側面で軽くつまみ、4〜5回揉む。中指、薬指も同様に揉み、これを両手に3〜4分ほど繰り返そう。

鼻づまりに効く!
◉ペットボトルの脇挟み
「体の側面を圧迫すると、反対側の交感神経が刺激されて鼻づまりが解消する」という原則を応用したもの。両鼻がつまっていても、必ず片方ずつ行おう。
【やり方】
(1)鼻づまりを感じる鼻の穴と逆側の脇の下(脇から指3本分下)にペットボトルを挟む。(2)挟んだペットボトルを押しつぶすように、鼻で呼吸しながら圧力をかける。

◉鼻カイロ

鼻腔内で炎症が発生すると鼻づまりが起きやすくなるので、鼻を温めて炎症を解消させ、鼻づまりを改善させよう。
【やり方】
(1)タオルを40〜50℃のお湯につけて、軽くしぼる。または、濡れたタオルをしぼり、丸めた状態でジッパー付きポリ袋に入れ、電子レンジで30秒〜1分温める。(2)タオルを鼻に覆うようにのせ、鼻呼吸をする。(3)タオルが冷めたら、ゆっくり鼻をかむ。
※「鼻カイロ」を風呂で行うのもお勧め。湯船から立ちのぼる湯気を鼻から吸い込むと、効果がさらに高まる。

鼻水 に効く!
◉指のツボ押し
【やり方】
(1)人差し指の先を、反対側の手の親指の腹と人差し指の側面で軽くつまみ、4〜5回揉む。(2)中指、薬指も同じように揉み、これを両手に3〜4分ほど繰り返す。
手のひらにあるツボを手の指で押す指圧はポピュラーな治療法で、手軽に行うことができる。

アレルギー性鼻炎に効く!
◉足首輪ゴム
【やり方】
(1)両足の「照海」のツボを親指の腹で押し、どちらのツボが痛いと感じるかを確認する。(2)痛いと感じたほうの「照海」のツボに当たるよう、輪ゴムを1分間巻く。
「照海」のツボを刺激すると、上半身は興奮を誘う交感神経が優位になり、鼻粘膜の毛細血管が緊張して収縮する。

花粉症 に効く!
◉手の小指湿布
【やり方】
(1)約7㎜角に切った湿布を、第1関節と第2関節の間に貼る。(2)湿布が動かないよう、絆創膏かサージカルテープで止める。(3)反対側の小指にも、同様に貼る。
湿布を貼ることで交感神経と関係が深い腱が刺激され、自律神経が整い、鼻腔内の環境も改善する。

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監修/北西剛先生
きたにし耳鼻咽喉科院長。医学博士。滋賀医科大学卒業後、滋賀県内の病院、大学病院助手を経て、2005年に「きたにし耳鼻咽喉科」を開院し現在に至る。『もう悩まない! 副鼻腔炎・花粉症を薬に頼らず治す!』(宝島社)など著書多数。おlお、

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