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夜の東京・銀座に鳴く閑古鳥…新型コロナ感染ホステスのウワサが一人歩き

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提供:週刊実話

 新型コロナウイルスの感染拡大により、全国の繁華街で人影がめっきり減っている。首都東京の夜の銀座も例外ではない。3月3日に「老舗高級クラブで感染者が出た」という情報が流れて以降、街全体がナーバスになっているという。

 銀座のクラブにとって3月は『桜祭り』と銘打った催しで稼ぐのが毎年恒例になっていたが、今年は自粛する店も続出しているというから大打撃だ。

「2月の最終週からですよ。“老舗クラブのホステスが最近、店に出勤していない。体調が悪そうだったから、ホステスに自宅待機させているらしい”というウワサが飛び交い始めたんです。3日のひな祭りの日は、別の老舗クラブのホステスが新型コロナに感染した話がホステスらのLINEを通じて広まり、夜の銀座は一時パニックになったんです」(銀座のクラブホステス)

 騒動に輪をかけたのは、芸能界御用達クラブ『M』が臨時休業したのに続き、バラエティー番組『マツコの知らない世界』(TBS系)などテレビ番組でたびたび取り上げられた有名クラブ『N』が営業規模を縮小したことで、ホステス感染のウワサは界隈で信憑性を増していったようだ。

「結果的に3日のホステス感染情報はデマだったんですが、いつ感染者が出てもおかしくない状況に変わりはない」(銀座常連客)

 新型コロナが収束する気配を見せないため、風評被害を恐れる銀座クラブ側も対策に苦慮している。

「ホステスを自宅待機させるケースもあるようです。ホステスは自営業扱いですから政府の補償はない。彼女たちにとっては死活問題。今後、ホステス難民が予想されている。このままの状態が続けば、財力のないクラブは4月に閉店に追い込まれるかもしれない」(同)

「クラブだけではありません。ここ数年、銀座は“寿司戦争”といわれるほど寿司屋が乱立している。予約が取りにくい人気店すら閑古鳥が鳴いているほど。新型コロナ騒動で、夜の銀座は明かりが消えたようです」(料飲組合関係者)

 夜の銀座“ゴースト化”は東日本大震災以来だという。果たしていつまで続くのか…。

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