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鈴木杏樹にも略奪愛報道 不倫に共通する心理メカニズムとその対策

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東出昌大

 6日、女優の鈴木杏樹が歌舞伎俳優の喜多村緑郎と不倫関係にあると報じられた。喜多村の妻は元宝塚トップスターの貴城けい。鈴木は、7年前のちょうど今頃に外科医だった夫を亡くしている。

 1月の木下優樹菜と乾貴士の「インスタ縦読み不倫」疑惑に続き、東出昌大と唐田えりかの不倫が発覚するなど、最近は芸能人の不倫報道が相次いでいる。

 不倫をしている人の中には「やめたいのにやめられない」と悩む人も多く、普通の恋愛にはない特別な高揚感があると言われたりもするが、不倫関係がカップルを燃え上がらせる共通の心理的背景には、一体どんなものがあるのだろうか。

 まず、相手に配偶者があると知っていながらも恋愛感情を持つ場合、「他人のものだからこそ良く見える」という心理の働きは無視できない。既婚男性や人妻がモテるというのは有名な話で、特に既婚男性の場合、妻と向き合っている時間は少なくなく多少女性を理解している。かつ、家族を養っているという経験が、独身男性にはない余裕を生みだし、父性や男らしさを感じさせる場合がある。

 また、「カリギュラ効果」といって、“禁止されるほどしたくなる”という心理現象がある。これは、1980年にローマ皇帝カリギュラをモデルにして制作された『カリギュラ』という残虐な映画をめぐる騒ぎに由来している。あまりの過激さで米国内の一部地域で公開禁止になったこの映画は、禁止されることで逆に世間の興味を引き、大勢の人がわざわざ公開されている近隣の街まで出向くなどして社会現象になったことから名付けられた。禁止されるほどしたくなる、不倫はいけないと言われたり自分で考えるほど燃え上がってしまう時は、カリギュラ効果が働いていると言える。もちろん、カリギュラ効果は誰にでも起こる現象ではなく、自分で律することができる場合もある。

 不倫している人を責め、やめさせようと説得するのは、逆効果になることも少なくない。心理学分野で「ブーメラン効果」という心理現象は、“説得しようとするほど相手が拒絶し、説得する側の要求とは逆の結果を生む”ことをいう。「勉強しなさい」と親から言われた途端にやる気が失せるといった経験はないだろうか。これも「ブーメラン効果」だ。

 不倫関係特有の限られた密会時間が、普通の恋人と会う時間よりも貴重に感じるというのもよくある話だ。人は「期間限定」や「数量限定」など、機会を限定されたり、需要に比べて供給が少ないものに対して希少価値を感じる心の働きがあり、心理学用語ではこれを「希少性の原理」と呼ぶ。

 これら「カリギュラ効果」「ブーメラン効果」「希少性の原理」といった心理現象には、「心理的リアクタンス」という、説得・命令・強制など選択の自由を奪われることに対して抵抗したくなるという心理メカニズムが基盤になっている。「心理的リアクタンス」は、日常にありがちな心理現象であると同時に、不倫相手との恋愛欲求を助長する原因にもなっている。

 不倫に手を出さないための対策としては、これらの心理現象の存在を知り、メカニズムを理解しておくことだ。万が一、自分が不倫してしまいそうなシチュエーションになったら、「これは本当の恋愛感情でなく不倫特有の心理メカニズムによるものだ」と思い出せば、ドロ沼にハマってしまうことは回避できるだろう。

文:心理カウンセラー  吉田明日香

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