というのも、リイナアナは5月22日に電撃入籍したが、お相手は関係者によると、「民放キー局の制作部門に勤務する一般男性」。つまり、このままいけば、“別居婚”状態が続くからだ。
リイナアナは91年4月1日生まれ、東京都出身。青山学院大学法学部法学科1年生のときに、「ミス青山学院コンテスト2009」に出場し、見事グランプリに輝く。姉・ユイカに負けず劣らずのルックスで、学生時代はタレントとして芸能活動をしていた。芸能プロからのオファーも引く手あまただったが、本人のアナウンサー志向が強かった。
しかし、第1希望だった在京キー局の採用試験は全滅で、不本意ながら、名古屋ローカルの東海テレビに就職(13年4月)することになったのだ。一般的に、内定が出れば、芸能活動は控えるのが通例。だが、リイナアナは入社前日まで、東京で劇団アロッタファジャイナの舞台に立った。それは、いまでも語り草になっている。
東海テレビに入る時点で、抜群の知名度があったリイナアナは、入社日にいきなり、朝の人気情報番組「スイッチ!」(月〜金曜午前9時50分〜11時15分)の担当を命じられる破格の扱いを受けた。またたく間に東海地区の人気者となったリイナアナは、今年4月より、同番組のMCに昇格。すでに、同局には欠かせない存在となっている。
女子アナ・ウォッチャーのA氏は「もともと東京志向が強かったリイナアナだけに、名古屋に骨を埋めて、ローカル局アナのままでいいとは思っていないでしょう。ましてや、夫が東京勤務ともなれば、フリーに転身しての東京進出を視野に入れている可能性は十分。ただ、『スイッチ!』のMCになったばかりですから、今すぐというのはないのでは? 姉が所属するスターダストプロモーションはもちろんのこと、多くのフリーキャスターを抱えるセント・フォースあたりは、猛アタックをかけるのではないでしょうか。遅かれ早かれ、結婚を機にフリー転向となる可能性が高そうです」と語る。
とはいえ、現在のテレビ業界はフリーアナ受難の時代。いくら、ユイカの妹で抜群のルックスをもつリイナアナでも、東京進出はたやすいことではなさそう。ましてや、結婚したともなれば、男性人気の下降は避けられないだろう。リイナアナがフリー転向の決断をしたとしたら、勝算はあるのか?
(坂本太郎)