昼公演には、スポーツキャスターになる夢に向かうため卒業を発表した倉持明日香の卒業セレモニーが行われた。一面ピンク色に染まった会場の中「桜の木になろう」をソロでしっとりしなやかに歌いあげ、「8年前わたしは父の反対を押し切りアイドルという夢に歩み始めました。最初は不安ばかりでしたが、周りを見れば大切な仲間たちがいて、目の前にはどんな時も応援してくれるファンの皆さんがいて、今もこうしてこのステージでこの景色を見れている。私のこの8年間は決して間違ってなかったと心から思います。次のステップへと進むことが、大切な仲間のいるAKB48にとって恩返しになれたらうれしいです。これからも皆さんの心の中に倉持明日香という存在が生き続けていけるよう、これまでの8年のように一歩一歩前を向いて進んでいきたいと思います」と涙で声をつまらせながらも固い意志を感じる強いまなざしでファンへの感謝の気持ちを述べた。
そして倉持チームB のメンバーに囲まれ「白いシャツ」を、また、同期の中田ちさと、大家志津香らも加わって「ファンレター」を涙を流しながらも笑顔で披露した。
倉持明日香はAKB48に4期生として加入。今年、開催された第7回AKB48総選挙には不参加であったものの、第1回から昨年までの総選挙にはすべてランクインしていたメンバーである。父は元プロ野球選手の倉持明。なお、倉持明日香は8月17日(月)にAKB48劇場での卒業公演が予定されている。