「今でも球界で伝説として語られているのが巨人と4年契約で結んだ年俸4億5000万円。CMやテレビ、イベント出演などの副収入を含めれば軽く70億円以上の収入があったはずです」(捜査関係者)
今回、それらのお金がすべて跡形もなく消えてしまった。清原容疑者は一体、何に使ったのか!?
「大きくいって3つです。1つは飲み代。現役時代から銀座、六本木で飲みまくり、常に高級クラブの常連だった。一晩に数百万を使うことはざら。ひと月のカード代が数千万円になっていたそうです。しかも、その場には必ず球界の後輩や同僚、果ては大物OB、さらにはテレビ局のスタッフもいました。もちろん愛人に対するお手当ても含まれる」(芸能プロ関係者)
もう1つは唯一の趣味だった車だ。21歳の時に2000万円のフェラーリの購入を皮切りに次々と高級車を乗り回していた。
「ベンツ、ポルシェ、ベントレー、ロールスロイスを半年や1年おきに乗り換えていた。球界では『車だけで10億円を使った』と噂されている」(芸能事情通)
しかし、'14年に週刊誌で薬物疑惑を報じられてから生活が一変してしまう。主な収入源であったテレビやCMの仕事が激減。その半年後には離婚を発表し、坂を転げ落ちるように東京・渋谷区の億ションを手放したばかりか愛車も売り払うほど生活が困窮したのだ。
「最後は覚醒剤の購入資金に収入を使ったんです。そもそも清原のような芸能人は通常の3〜5倍の値段を吹っかけられる。70億円なんてあっという間になくなったはずですよ」(同)
清原容疑者は保釈後に自己破産すると宣言しているという。芸能界の復帰はもはや絶望的だ。