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「モノポリーの新世界観」コンテスト、「アリスインワンダーランド」が受賞

 累計販売数で世界一を誇るボードゲーム「モノポリー」。その世界観とゲーム盤面のデザインを競う「モノポリーの新世界観」学生企画コンテストが実施された。592件の応募総数の中から、最優秀賞に「アリスインワンダーランド」が選ばれた。12月15日、(学)HAL東京校舎内(東京都新宿区)にて表彰式が行われた。

 「モノポリー」(Monopoly)は、20世紀初頭に米国で生まれたボードゲーム。1935年の発売開始以来、約100か国、約40言語のヴァージョンが製作され、世界じゅうに愛好者を持つ。国内でも、日本各地のご当地版や、ポケットモンスター版、スターウォーズ版などアニメや映画とコラボレーションしたヴァージョンも発売され、人気商品となっている。
 
 今回の「モノポリーの新世界観」学生企画コンテストは、モノポリーの発売75周年を記念して、(株)タカラトミーが主催した。産学連携プロジェクトで高い実績を持つ専門学校「HAL 東京・HAL 大阪・HAL 名古屋」と共催し、「HAL」のゲーム学部とCG学部の学生を対象に開催された。審査を通過した30作品が、モノポリーHP上で公開され、一般投票の対象となった。

 最優秀賞に輝いた「アリスインワンダーランド」は、「デザインの完成度が高かった。一般の方からの投票で選ばれたことが何よりの評価だと思います」(審査員)と評された。企画者である田澤貴大さんは、「作品は、 TVで“アリス”を見た時に、物語とモノポリーをコラボレーションさせると面白いものが作れると思い企画しました。賞をいただき、本当にうれしいです」と受賞作品誕生のいきさつと喜びを語った。リーダーとしてチームをまとめた伊藤一樹さんは、「ゲームは、いろんな人が関わって作っていくことを学びました。今回の経験を将来にも活かしていきたいです」と活動を振り返り、今後の意気込みを述べた。

 モノポリーには「4隅のデザインは、変更不可」など細かなルールが多数あるが、今回のコンテストは、すべてそのモノポリーの正式な規格に則り開催されている。参加者は、7月20日から8月31日までの約40日間という短い期間で、企画を完成させた。審査員からは、ゲーム作りのおもしろさと大変さを学び、「今回の取り組みを通して、夢のある提案ができる、立派なクリエーターになってほしい」と期待が寄せられた。

 最優秀賞「アリスインワンダーランド」は、世界に一つだけの「本物仕様」で製作され、受賞記念品として、表彰式会場で、チームに授与された。

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