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大阪シンボル・グリコ看板“綾瀬はるかバージョン”に地元から“違和感”の声

 大阪・ミナミは道頓堀の名物といえば、戎橋の江崎グリコの広告ネオン。大正時代から5代を数え、「大阪市指定景観形成物」にも指定されている。そのグリコネオンが老朽化のため改修工事に入り、現在は同社のCMキャラクター・綾瀬はるかが同じポーズを取ったシートが掛けられているが、これが地元で賛否両論を呼んでいるのだ。
 「道頓堀を訪れる観光客の間では『大阪らしくて面白い』、『レアなものを見せてもらった』と、記念写真を撮る人の姿が増えているようなのですが、見慣れている地元の大阪人の意見が何とも微妙なんですよ」(地元記者)

 実際に商店街等で感想を求めると、確かに「何となく違和感がある」、「よく見たら体のバランスが悪い」、揚げ句は「あれでは綾瀬が可愛そうや」、「まさか奇をてらうのが目的ではないやろに」との声まで聞こえてくるほど。
 そんな中で多くを占めるのは、「合成なのではないか」というもの。つまり、首から上だけが本人なのではないか、という見方だ。
 よく見れば、やはり顔の部分がいかにも後付けっぽく目立つ。逆にボディーの方は、爆乳で知られる綾瀬にしてはメリハリ感がない。

 そこで、江崎グリコ広報部に実際のところを聞くと、以下のような返答が来た。
 「合成写真なのでは、という声があることは承知していますが、それについてはお答えできません。ただ、あの看板を作るときには、綾瀬さん御本人にポーズを取っていただいたと聞いております」
 やはり同社でも“合成疑惑”は耳に入っていた模様。さらにその後、記者の元に「合成写真ではありません」と完全否定の連絡が入った。

 同社によれば、この秋中には新しい“6代目”のグリコネオンが登場するという。もちろん綾瀬本人には何の罪もないが、大阪のシンボルだけに、もうしばらくは注目を浴びる“代役”となりそうだ。

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