番組で岡村は、ブラックスカルというショッカー風のマスクを被り、全めちゃイケメンバーに「めちゃイケは来年の春で終わります」と告知。メンバーのなかには、言葉を失って驚く人物、ある程度の覚悟はしていたと思われる人物らの表情が映し出されていたが、なかでも、岡村の告知を聞き大号泣していたたんぽぽ(川村エミコ、白鳥久美子)の二人のコメントが話題になっている。
岡村から番組終了の話を聞いた白鳥久美子は、岡村からの「やり残したことはあるか」との質問に対し、「むしろ、何も(番組に)残していないんじゃないか」とレギュラー就任以来、見せ場を作れなかったことを悩んでいた胸中を語っていたほか、川村エミコも「いきなりの招集だからクビ報告(番組降板)だと思った」と泣きながら、『めちゃイケ』に対する想いの丈を語っていた。
番組によると、最近たんぽぽの二人は、『めちゃイケ』の打ち合わせや番組収録に呼ばれないことが多く、「我々はいつかクビになるんじゃないか」と危機感を持って毎日を過ごしていたという。
もっとも、たんぽぽが『めちゃイケ』に呼ばれないのは、彼女らの実力以前に、川村エミコの過密スケジュールに原因があるとされている。
川村は現在、日本テレビ系『世界の果てまでイッテQ!』に準レギュラーで出演しており、月に最低1回は『イッテQ』の長期ロケへ出発しているという。
そのため、『めちゃイケ』の収録曜日である火曜・水曜日は国内にいないことが多く、徐々にたんぽぽの二人の出番が少なくなり、さらに、川村の周辺では、「アイツは、めちゃイケよりもイッテQを優先している」との噂も流れはじめ、非常に悩んでいた時期もあったという。
もっとも、『イッテQ』は、今や常時視聴率20%を獲得する人気番組で、事務所側としても、低視聴率の『めちゃイケ』より高視聴率の『イッテQ』を優先してもらいたいのが本音であろう。
果たして、たんぽぽの二人は『めちゃイケ』終了までの半年間に何を残すのか……。