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演歌歌手・水森かおりインタビュー “ご当地ソングの女王”新曲のみどころ聴きどころ

 “ご当地ソングの女王”演歌歌手の水森かおりが2017年の最新シングルを発表した。満を持してリリースされた曲名は『早鞆ノ瀬戸』(作詞・たきのえいじ、作曲・弦哲也、編曲・前田俊明)。安倍首相の地元である山口県のご当地ソングとなる。新曲を携え、意気軒高な水森かおりに突撃インタビューした!

 ――昨年3月にリリースした『越後水原』はロングヒットになったそうですね。

 『越後水原』については、自分で思っていた以上の反響をいただきました。『DAM年間カラオケリクエストランキング2016(2016年発売楽曲部門)』で年間2位になったんです! それだけたくさんの方々にカラオケで歌っていただけたということなので、本当に嬉しかったですね。

 ――5月2日に発売された新曲『早鞆ノ瀬戸』(はやとものせと)は山口県の曲なんですね。

 山口県と福岡県の間にある関門海峡で、一番狭まっているところを「早鞆(はやとも)ノ瀬戸(せと)」と言うそうで、そこを舞台とした楽曲です。山口県と福岡県の間になるので、難しいところなんですが、山口県のご当地ソングになります。実は、福岡の歌がまだ1曲もないんです。今回も「福岡じゃないの!?」と言われるのが少し心苦しいですね。あと、瀬戸内海の曲だと思われる方もいらっしゃるんですが、「瀬戸」は「瀬戸際」の「瀬戸」で、瀬戸内海ではないんです。

 ――新曲『早鞆ノ瀬戸』はどんな曲ですか。

 歌詞を拝見した時、最初のほうはとても絶望的な主人公かと思いましたが、2番、3番と曲が進むにつれてだんだん前向きになっています。最後の「夕陽もやがて〜朝陽に変わる」で“あぁ、この女性もちゃんと前に進んでいきそうだな”と救われる感じですね。曲調としては、今までにない新しい感じの曲だと思います。例えば、昨年の『越後水原』であれば、“『鳥取砂丘』みたいな感じの曲”といったように、過去の曲に似た雰囲気の曲がこの『早鞆ノ瀬戸』にはないんです。

 ――歌の舞台になった場所にはもう行かれましたか。

 (※早鞆ノ瀬戸は、山口県下関市壇ノ浦と福岡県北九州市門司区和布刈の間の海峡。最挟部の幅は約700メートル)
 ミュージックビデオは毎年ご当地で撮影するので、今回も山口県へ伺いました。「早鞆ノ瀬戸」へも行きましたが、目印がなくてちょっと分かりづらかったですね(笑)。でも、実際にその場所に立ってみると、山口県側から福岡県側は本当に近いんですね。歌詞にもあるように、まさに“海を歩いて渡れ”そうなくらいです。でも、現実には潮流が速いので、とてもじゃないけど渡れないんですけどね。そんな近くて遠い感じを、この曲では表現しているのかなと。現地に行ってみて、より歌の世界を理解することができました。

 ――カラオケで歌う際のポイントはありますか。

 今回の曲は、カラオケ好きな方にはおすすめの曲です。特に、カラオケ大会などに出場される際には上位を狙える曲だと思うんです。キメといいますか、聴かせどころがいっぱいある曲ですから。例えば、「早鞆ノ瀬戸」で長く伸ばす部分だったり、「涙で 涙で 涙でにじむ」と繰り返す部分とかは、聴かせどころですよね。そこをきちんと歌っていただけるといいかな、と思います。

 ――今回、カップリング違いで、AタイプとBタイプの2バージョンで発売されたんですね。

 はい。Aタイプのカップリング曲は『宇和島 別れ波』。歌詞にもあるとおり、愛媛県を舞台にした作品です。スケールの大きな『早鞆ノ瀬戸』に対して、『宇和島 別れ波』はゆったりとしたリズムのメロディーで、聴くとホッとするような演歌です。Bタイプのカップリング曲は『花の東京』で、銀座・浅草・日本橋といった東京の地名やスカイツリー・隅田川・仲見世通りなどの観光名所もたくさん出てくる楽しい楽曲です。こういう、いかにも“ご当地ソング”という感じの歌は初めてですね。

 ――最後になりますが、今度ブラジルにも行かれるそうですね。

 そうなんです! 8月12日にブラジル・サンパウロで『演歌まつり in ブラジル』を開催することになりました。同じ事務所の後輩の岩佐美咲、『はやぶさ』と一緒にブラジルへ行きます。現地の日系人の方々が、応援してくださっていると聞きまして、本当に嬉しいです。こんな機会をいただけて、本当にありがたいなと思います。

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