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60年に1度の大チャンス! 四国お遍路の旅「丙申」×「閏年」×「逆打ち」でご利益5倍(2)

 お遍路ツアーに実際に参加したことのあるサラリーマンに話を聞いた。
 「実は昔、会社のリフレッシュ休暇を使って行けるところまで頑張ろうと徒歩でチャレンジしたことがあるのですが、さすがに中高年になってからの長距離歩きはつらかったです(笑)。頑張って歩いても1日20〜25キロメートル歩ければいい方で、最初のうちは意外と歩けるかも、と思っても2日、3日と進むにつれて疲労がドンドン蓄積されていくんです。もう、足はパンパン、豆だらけでこりゃダメだと4日目にギブアップしました。リベンジはもう無理せずにバスツアーです。よく歩き遍路じゃないとご利益もありがたみもないんじゃないかと言われますが、自分の心の持ちようだと思いますよ。自家用車で巡ることも考えたのですが、四国のお寺に行くには山道も多く、場所によってはすれ違いも難しいくらいの細い道も多いんです。事故などを起こしては元も子もありませんからね」(大阪府・45歳、サラリーマン)
 「私は期間を分けてバスで巡ったのですが、同じツアーに参加した人たちと仲よくなれたのもよかったですね。最初は老人ばかりの町内会ツアーみたいなのじゃ嫌だなぁと思っていたのですが、大学生や10代の女の子も何人か参加していて、思わず自分の子どもの学校のことを相談しちゃいましたよ(笑)。仲よくなった人とは次回はいつ頃? などと次のツアーの時期を示し合わせたりして、いい思い出になりました。基本的にお遍路に行こうという人は真面目で、お互いの考え方や生き方などを話し合ったり勉強になることもありましたね」(東京都・50歳、自営業)

 実際に四国のお遍路ルートを歩いてみると分かるのだが、思いの外、若年層のお遍路さんが多いことに気が付く。仙台からやって来たという18歳の女性は、専門学校を1年休学して歩き遍路をしているという。
 「友人関係で悩んでいて、このままではいけないと考えていたとき、ふと、お遍路に行こうと思い付いたんです。今までお寺なんてお墓参りくらいしか行ったことがなかったのに、どうしてだったんでしょう(笑)。巡るなら歩き遍路で行こうと思っていたので、親からは女の子が1人では危ないと止められましたが、泊まる場所はホテルや旅館を使うことを条件に許してもらいました。まだ結願していませんが、一生の思い出になると思います」
 最近では全国行脚の途中にお遍路する若者もいるそうで、サラリーマンにとっては何ともうらやましい旅と言えよう。

 ところで、お遍路さんが増える一方で、現地では少なからずトラブルも増えているという。
 「お遍路と言えば“お接待”が有名です。これは頑張ってくださいという激励や、お遍路さんにおもてなしをすることで徳になるという考え方で、お菓子や飲み物などを渡すことなのですが、あくまでも相手の好意によるものです。最近ではSNSなどで『○番札所付近で食べ物をもらった』などと投稿する人も多く、それを見た人が周囲で住人などに無心する姿も見受けられます。こういった情報がすぐに伝播するのは時代の流れと言えますが、お遍路は特別な場所ではありません。実社会と同じようにマナーを守ることは忘れないでほしいですね」(前出・宍戸さん)

 お遍路は“自分を見詰め直す”旅でもある。元プロ野球選手の清原和博被告も過去にお遍路の旅をしていたことが報じられたが、あのようなことになってしまったのは、“自分に引きこもる”という意味をはき違えたとしか言いようがない。先の伝説の人物、衛門三郎が20回ダメで21回目に逆に回って弘法大師に会うことができたのは「自分を見詰め直し『今までと違う拝み方を』と、生き方、考え方を変えたから」だと宍戸さんは言う。
 ご利益アップは今年中に始めればOKとのこと。さあ、いざお遍路の旅へ!

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