通りがかった中学一年生の男子(当時12)に声を掛け、下半身を触るなどわいせつな行為をしたとして、小学校の教諭が逮捕された。この事件そのものは昨年9月に起きたものだが、年末にかけて同様の事件が相次いで発生しており、警察は同一犯の仕業と見て調べを進めている。
3月25日、大阪府警枚方署に強制わいせつの疑いで逮捕されたのは、寝屋川市の市立小学校教諭(32)。
「容疑者は、小学校では熱心な教員で周囲の信頼を集める一方、実業団のバレーボールチームのジュニアチーム指導者としても名が知られていました。大学時代は自身もプレーしていましたが、卒業して教員になってからは指導者と審判を目指し、現在は日本バレーボール協会公認A級審判員の資格を持ち、休日ともなると各地の大会で審判をしていた。こうした実績から、関西バレーボール界ではなかなかの有名人だったのです」(スポーツ新聞記者)
それだけに、関係者の間では波紋が広がっている。
「休日などによくバレーボールの試合を見に行きますが、容疑者は審判として融通が利かないぐらいに厳正中立で知られていました。学校の授業も熱心で一生懸命でしたよ。少年たちと交わり、『この子たちの汗のにおいが何より…』と言っていたのを聞いたことがありますが、まさかあっち(ホモ)の意味だったとはね。あぜんとしました」(PTA関係者)
ロリコンが教育者になったのか、教育者が子供と交わっているうちにロリコンになったのか…。親たちの心配は尽きない。