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オフィスに国産のおいしい果物はいかが ダイナミックフルーツの挑戦は続く

 夕刻。
 「もう売り切れちゃうんで、おひとついかがですか!」
 いい日もあるもので、ダンボール箱をキャリーカートで汗して運ぶ女子大生風の綺麗な女性と遭遇。
 箱の中身は、流行りの和製グレープフルーツとも言われる“美生柑”だった。自然な黄色が、うまそうである。これからの季節、ジュースにして氷を浮かべたら最高だろう。そう、NHKなどでおなじみのベンチャー企業、ダイナミックフルーツさんと偶然出会えたのだ。

 日本の食料自給率の向上を目指すべく、若いスタッフ達がオフィスに飛び込み営業する、というのが特徴的なダイナミックフルーツさんだが、なんと現在、グループ6社合わせた年商は、10億にもなっていた。台東区上野の本社から5年前に独立したという、これまた美人の女性社長さん(立川市・有限会社REMIX)にインタビューしてみよう。

 −−あらためて、果物を飛び込み営業で販売するのですか?
 「はい、オフィスやお店に飛び込み営業をさせていただいております。食後のデザートやお土産に大変喜んでいただいております。それから定期的に配達したり、お中元などのギフトにも使っていただております」

 −−商品は果物が主ですか。
 「はい。日本の食料自給率の向上を目指すべく発足したプロジェクトなんですが、私たちが注目した国産品が『果物』だったんです。海外にも視察に行きましたが、日本の果物の質は、世界No.1だと思うんです。産地の方々が、食味・大きさ・形・色・糖度・美しさなどにこだわって、美味しい果物を作ることに、命をかけて取り組んでいる成果です。
 ところが、食後のデザートだった時代は過ぎ、家庭での果物離れは深刻です。実際、先進国で最下位、というくらい日本では果物が食されていません。スーパーさんでも昔より果物売り場が縮小しています。その現実と向き合っていきたい、また国産の果物の美味しさを知り、必要と感じていただきたい、というのが始まりでした」

 −−事業の今後については、いかがですか。
 「果物の需要が減る中、果物農家の数も年々減少の一途をたどっています。国産の果物の需要を喚起することで、高齢化が進む農家に果物作りを継ぐ若者を戻したい。そうすれば未来の子供たちにも美味しい果物が食べ継がれると思うんです。ダイナミックフルーツは〈果物界の救世主〉になれればと思います」

 −−ますます暑くなってきますが、この夏お勧めの商品は?
 「夏の目玉は桃ですね。福島や山梨の日川白鳳、あかつき、黄金桃などでしょうか。それからぶどう。山梨の藤稔、ゴルビー、すいほう、かいじなど、1パック525円〜です!」

 うまそうだ! そして、それだけではなく、
 「果物は、栄養素の宝庫なんですよ」(同氏)

 皆さんのオフィスにも、新鮮な果物は、いかがだろうか。

<会社データ>
有限会社 REMIX
〒190-0012 東京都立川市曙町1-24-11橋本ビル9F

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