大橋は現在、小学6年生で、来年4月から中学生になることもあり、学業に専念するというが、その決断の背景に天才子役・芦田愛菜の異常すぎる人気ぶりがあったのは明らかだ。
大橋は04年に「人間の証明」(フジテレビ系)で子役デビュー。「ザ・クイズショウ」(日本テレビ系)、「白い春」(フジ系)、「ハガネの女 シーズン2」(テレビ朝日系)など連続ドラマに多数出演し高い演技力をみせた。
08年大みそかの「第59回NHK紅白歌合戦」ではユニット「藤岡藤巻と大橋のぞみ」として9歳7カ月の史上最年少での紅白出場を果たしていたが、芦田の出現が大きく運命を変えてしまった。
「昨年まで大橋のCMのギャラは1本500万円から800万円で、一番多いときでCMは14社と契約していたから、1億円以上稼いでいた。ところが、芦田の出現で契約企業はわずか1社まで激減。だいたい見ていると、子役は小学校低学年のうちが全盛期を迎えるが、大橋の“旬”はとっくに過ぎてしまったから、なかなかいい決断だったと思う」(芸能プロ関係者)
現在の芦田はCMでは12社と契約し、ドラマ・映画・イベントと引っ張りだこ。紅白への出場も濃厚と言われ、大橋の記録をあっさりと抜き去りそうだが…。
「各芸能プロは芦田の大ブレークで旨みを感じ、子役の育成に猛烈に力を入れ始めただけに、今後、芦田のライバルが続々と出現するだろう。芦田にとって、大橋の現状は『明日は我が身』といったところだが、まだ幼い芦田が意識できるはずがない」(同)
大橋には穏やかな“第2の人生”を歩んでほしいものだ。