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【週刊テレビ時評】上戸彩の不倫妻ドラマも好調! 明暗クッキリ分けたフジの夏ドラマ

 毎回20%前後の視聴率を弾き出している木村拓哉主演「HERO」(フジテレビ/月曜日午後9時〜)第10話(9月15日)は15分拡大で放送され、視聴率(数字は以下、すべて関東地区)は22.3%だった。

 これは、初回(7月14日)の26.5%に次いで2番目に高い数字で、3週連続の大台突破。次週はいよいよ最終回で、どこまで数字を伸ばすことができるか?

 夏ドラマで、「HERO」の次に高い視聴率を獲っているのが、上戸彩が不倫妻を演じている「昼顔〜平日午後3時の恋人たち〜」(フジ/木曜日午後10時〜)。初回から堅実に視聴率2ケタ台をキープしていたが、第8話(9月4日)では15.6%と急上昇。第9話(同11日)も15.1%と、2週連続で15%を超え、ここまでの平均視聴率は13.2%となっている。

 フジの2つのドラマが好調な反面、極めて低調だったのが、同じフジの「あすなろ三三七拍子」(柳葉敏郎主演/火曜日午後9時〜)。9月9日に最終回(第9話)を迎えたが、4.6%と3度目の5%割れで、全話平均視聴率は5.2%だった。

 今クール、フジの夏ドラマはまさに明暗がクッキリ分かれている。期待外れの数字になっているのが、フジ開局55周年ドラマ「若者たち2014」(妻夫木聡主演/水曜日午後10時〜)と、「GTO」第2シリーズ(AKIRA主演/火曜日午後10時〜)。

 「若者たち」は主演の妻夫木の他、共演者は瑛太、満島ひかり、柄本佑、蒼井優、長澤まさみ、橋本愛、吉岡秀隆らのそうそうたるメンバー。しかし、初回(7月9日)こそ12.7%とまずまずだったものの、第2話(同16日)では7.8%と急落。以後、6〜7%台が続き、第9話(9月10日)も7.1%に終わった。

 「GTO」は12年7月期に放送された第1シリーズでは、全話平均視聴率13.2%をマークしていたが、今シリーズは初回(7月8日)からいきなり1ケタ台(9.7%)。第2話以降は6%台が定位置となり、最終回(第11話=9月16日)も8.5%止まり。全話平均は7.1%と低調だった。

 おなじみの渡瀬恒彦主演「警視庁捜査一課9係」第9シリーズ(テレビ朝日/水曜日午後9時〜)は9月10日放送の第10話で最終回を迎え、視聴率は12.0%。全話平均は11.4%となった。

 小泉孝太郎主演「ペテロの葬列」(TBS/月曜日午後8時〜)最終回(9月15日)は8.0%で、1度も2ケタ台に乗せることはできず、全話平均視聴率は7.4%だった。

 10人の脚本家と10組の名優で贈るオムニバスドラマ、TBS日曜劇場「おやじの背中」(日曜日午後9時〜)最終回(第10話)「北別府さん、どうぞ」は、三谷幸喜の脚本で注目を集めたが、主役が市村正親から小林隆に代わったことが響いたか、視聴率は6.2%と過去最低。小日向文世、吉田羊、八嶋智人の「HERO」キャストを大挙投入したものの、実らなかった。

 また、NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」(岡田准一主演/日曜日午後8時〜)第37話(9月14日)は14.6%で、前週より0.5ポイントダウン。一時は上昇機運に乗ったが、ここ4週で15%割れが3回と伸び悩んでいる。
(坂本太郎)

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