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ハッスル 小川直也 インリンにもオファー?

 新体制となるハッスルが、覚せい剤所持の罪で起訴された酒井法子被告をリングにあげる仰天プランをブチ上げた。

 6日、都内ホテルで会見を開いたハッスルは、10日に両国国技館で開催される「ハッスル・ジハード」以降、新体制となることを発表。春先から経営難による身売りの噂が絶えなかったが、最高顧問(CEO)に就いた酒井正和氏が手掛ける経営コンサルト会社・クォンタムジャンプジャパン株式会社が新たなスポンサーとなった。
 酒井CEOは自動車教習所で試合&トークショーを行う「ハッスルドライブ」を手掛けるなど、もともとハッスルとは協力関係にあった人物。今後は陣頭指揮をとり、これまでハッスルを支えてきた山口日昇社長とともに「ファンが見たいものを形にしながら、夢のある新しいコンテンツを作り上げたい」と意気込む。
 その目玉となるのが酒井法子被告だ。酒井CEOは「世の中の話題になっている僕と同じ名前のタレントさんにもぜひ上がってほしい。交渉術はいろいろとあります。ハッスルでみそぎを行ってもらいたい」と、のりピーに参戦オファーをかける意向を明かした。
 サプライズはそれだけではない。12月のクリスマスころにビッグマッチを開催する予定で、旅に出たままハッスルに戻ってきていない“キャプテン・ハッスル”小川直也と、かつてのヒロインのインリン様にも出場を呼びかけた。

 ただし、懸念材料もある。インリン様はハッスル引退後、未払いの出演料などの支払いをめぐってハッスルを提訴。ハッスルはインリン様の契約違反を主張するなど、両者の関係は泥沼化していただけに、話が簡単にまとまるとは思えない。
 それでもハッスルは、のりピー参戦問題しかり、プロレスを面白くするためには、横たわる問題があれば、解決する努力を惜しまない考え。「団体の垣根を取り払って話題を仕掛けていきたい。このままではプロレスの地盤沈下は止まらない。プロレス界を元気にして、日本を元気にしたい」(山口社長)
 心機一転をはかり、さまざまな仕掛けを練るハッスル。数多くの芸能人をリングに上げて話題を振りまいてきただけに、のりピー参戦の可能性はゼロとはいえない。

 壮観だった。会見には10日の両国大会でハッスル連合軍との5対5勝ち抜き戦に出陣する、RIKI軍のキングRIKI、長州力、高山善廣、天龍源一郎、坂田亘の5人が。初めて顔をそろえた。それぞれネームバリュー、存在感とも十分で、RIKIは「これだけのメンバーが揃えば敵はいない」と自信満々。両国大会ではハッスル連合軍のみならず、RIKI抹殺を予告するグレート・ムタも葬り去るつもりで「ハッスルを完全制覇する」と高らかに宣言した。
 その自信には裏打ちされた固い結束力がある。高山の抱負を聞けば、5人を結びつけるものが明確になってくる。「まず驚いたのは、ハッスルがまだあったのかと。高田総統が殺されて終わったのかと思った。しかもハッスル連合軍の残りカスがウダウダと言っている。それを潰してRIKIさんと新しいものを作りたい」。新しいプロレスの創造と発信、それこそがRIKI軍のメンバーが共有する目的になる。
 また、会見にはハッスル連合軍の川田利明が乱入し、緊張感が高まった。昨年のハッスルGP覇者は「俺こそがキング。どちらがキングに相応しいか両国のリングで決着をつけようじゃないか」とRIKIに噛みつくと、さらに長州らをにらみ付け「ここにいる4人、俺ひとりで相手してやるよ。それと高田総統のかたきは絶対にうつ!」とRIKI軍壊滅を誓った。

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