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『ツインリンクもてぎ』で深まる“家族の絆”(第3回)

 ツインリンクもてぎ(TR)は、本田技研工業(Honda)の完全子会社によって運営されている。TRの敷地内に『ホンダコレクションミュージアム』があるのはそのためだ。ここには二輪・四輪を問わず、Hondaの名車が多数展示されており、訪れる愛好家の目を楽しませている。

<ミュージアムにはマニア垂涎の名車がズラリ>
 入ってすぐの1F中央ホールでは、ちょうど「RASHIN(裸身)」という特別企画展が行われていた。かつてロードレース世界選手権などで活躍し、モータースポーツファンの心を鷲掴みにした名車7台が、外装を外された状態で展示されている。これが恐ろしくカッコイイ。究極の造形美が楽しめる貴重なカウルレス展示「裸身」は、6月13日(日)まで期間限定の開催予定。
 また、同ホール内の学習エリアでは、Hondaの“ものづくり”精神の結晶とも言えるヒト型自律二足歩行ロボット「ASHIMO」が、多数のプロトタイプとともに展示されている。1996年に発表されたヒト型ロボットP-2(後のASHIMO)は、当時の常識をはるかにしのぐ完成度の高さで、世界のロボット研究者たちを仰天させた。そのあまりにも滑らかな動きは限りなく人に近い。さらにはケーブルの類がなく、自律制御も可能だ。
 今回、自分の目で初めてASHIMOを見ることができたのだが、あまりにも見事な動きに心奪われてしまい、SFの世界がすぐそこまで来ていることを初めて実感した。研究開発はまだまだ続いているので、今後はさらに精度の高いヒューマノイドが登場するだろう。また、彼らが我々の身近な存在となるのも、そう遠い日ではないのかもしれない。

<終わりに>
 大企業には一定の社会的義務がある。時には利益度外視でそれを果たさなければならないと、個人的にはそう考えているのだが、近年は世界的不況の影響もあって利益の追求にのみ走る企業が目立つようになった。だがHondaは違う。TRを通じ、大企業としての責任を頑なに果たそうとしている。次代を担う子供たちを“モビリティ”という独自の理念をもって育み、そして日本から無くなりつつある“親子の絆”を取り戻そうと、真剣に取り組んでいるのだ。
 新たに『モビパーク』がオープンし、TRは今後さらに盛り上がっていくだろう。ただ、幾つか荒が目立つ部分も見受けられたことは事実だし、まだまだ発展途上といった印象を受けたことも記しておきたい。それでも行ってみる価値は十分だ。遊園地やアミューズメントパークもいいが、時々はTRのような学習できる施設に家族で出向き、社会との繋がり、親子の関係などを、各々が真剣に考える一日があってもいいのではないだろうか。(おわり)

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