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岡山・ストーカー事件の仰天“潜伏”手口

 5月17日午前0時10分頃、岡山県倉敷市の住宅街で起きたストーカー事件。
 広島県福山市のトラック運転手・宮崎大地容疑者(25・殺人未遂容疑で逮捕)が、警察の警戒をよそに被害者宅に侵入し、刃渡り9センチの折りたたみ式ナイフで女性(24)の胸を刺し重傷を負わせたが、その異常なまでの執念が明らかになった。

 警察の調べによれば、2人は友人の関係を続けていたものの、宮崎容疑者が今年に入り深い付き合いを求め女性が拒絶。さらに「ストーカーされている」と警察に訴えたことに逆上し、犯行に及んだという。
 「2人が知り合ったのは、女性がアルバイトをしていた倉敷市内のスナックに、宮崎容疑者が客として訪れた2年前。彼はトラック運転手のため仕事の行き帰りに倉敷に寄り、店に度々通っていた。今年4月7日と9日に、宮崎容疑者が交際を迫り、いずれの日も女性が髪を引っ張られたり腕を掴まれ警察に相談をしていたのですが、結局、女性が穏便にしたいということで被害届は提出されなかったのです」(地元記者)

 それでも宮崎容疑者は毎日のように車で女性をつけ回し、事件発生の3時間前には女性宅の近くに車を停め見張っていたという。さらに女性宅が留守なのを確かめると、玄関付近のエアコンの室外機を踏み台に2階へよじのぼり、無施錠の窓から侵入、女性の部屋の隣室で衣裳ケースに身を潜めた。
 「21時過ぎには1階に女性の両親が帰宅し、22時過ぎには女性も警察官に付き添われて帰宅した。そして午前0時15分、女性の部屋の電気が消えたのを確認し一気に突入、犯行に及びました。その上、宮崎容疑者は女性を窓から投げ捨てようとしましたが、もみ合ううちに自分だけ転げ落ちるオチまで付いたのです」(同)

 こんなバチでは足りない。

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