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ボクシング 5・13亀田大毅の試合有無は16日以降決定

 元世界太平洋フライ級王者・小松則幸選手が事故死したことにより、5月13日の亀田大毅戦はどうなるのか。

 この日、小松選手の所属するグリーンツダジムで会見が開かれ、事故当時の状況説明が行われた。同行した本石昌也マネージャーによれば、次戦に向け身を清めるために滝を訪れ「滝つぼを見るというので、気をつけろといって1人で行かせた」。だが、しばらく経っても姿が見えないため地元の人に連絡したという。
 不慮の事故で小松選手が亡くなり、大毅との対戦は叶わなくなった。小松陣営関係者によれば、告別式終了後、亀田ジムと協議する予定。13日の興行の開催有無については「亀田ジムさんの意向に従います」とした。
 亀田ジム側も関係者と話し合いを持ち、「しかるるべきタイミングで発表したい。コメントは控えさせていただきます」。話し合いが行われるのは16日の告別式が終了してからになりそうだ。

◎ボクシング 死亡事故再発防止へ5カ条
 日本ボクシングコミッション(JBC)と日本プロボクシング協会は14日、都内で合同健康管理委員会を開催=写真。競技中の死亡事故再発を防止すべく5つの方針を示した。
 同委員会では3月21日の日本ミニマム級王座決定戦で、KO負けした辻昌建が3日後に死亡した事故について、所属の帝拳ジム関係者出席の下、ビデオ検証。事故を未然に防ぐための協議が行われた。
 再発防止案として、(1)インスペクター(検査官)の数を最大3人に増員。(2)セコンド、トレーナー、選手などを対象にした医事講習会の開催。(3)チーフセコンド資格条件の厳格化。(4)スポーツ界や法曹界などから外部有識者を招へいする諮問機関の設置。(5)20戦以上、もしくはA級(8回戦)ライセンス取得選手に磁気共鳴画像装置(MRI)検査の義務化の5点を挙げた。
 JBCの安河内剛事務局長は安全策の実施時期について「具体的には言えないが、可及的速やかに行う。インスペクター制度については2、3カ月、様子をみながら、ルール化していきたい」と語った。

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