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TBSも日テレもかなわない夏イベントに懸けるフジテレビ

 視聴率争いでいまや民放3位が指定席となり、広告収入が右肩下がりを続けるフジテレビ。同局が救いの神と拝んでいるのが、この夏『お台場合衆国』から『お台場新大陸2014』へと刷新した夏イベントだ。
 「アトラクションやライブ、グッズ販売などが物凄い金額を売り上げる。かつて局内でイベントを所管する事業局は左遷先でしたが、今や出世コースですよ」(フジ関係者)

 ちなみに昨年のイベント事業収入は前年比77.7%増。金額にして約178億4200万円も売り上げており、今年の『お台場新大陸2014』も180億円超えは確実視されているという。その成功例を傍目に、他局も夏のイベントに次々と参入している。
 「日本テレビは『汐博』でTBSは『夏サカス』。テレ朝も今年から『六本木ヒルズ夏祭りSUMMER STATION』を立ち上げた。予算も日テレが1億円、TBSが5000万円、テレ朝が2億円と、それなりに投資してイベントを行っています」(関係者)

 しかし、これらもフジのようにガッポリ儲かっているかといえば、そうでもないらしい。
 「例年で見ると、イベント収入は日テレが数億円、TBSは数千万円規模で、赤字にならないギリギリのレベル。敗因は場所の悪さです。フジはアミューズメント施設に囲まれフジ以外にも遊ぶところがある。日テレのある汐留はビジネス街だし、TBSの赤坂は飲み屋街。客は素通り状態なんです」(事情通)

 一方、テレ朝の場合はウハウハ状態だという。
 「六本木のテレ朝は場所に恵まれている上、ドラえもん効果もあって客足がどんどん増えている。B級グルメに絞ったところも勝因でしょう」(関係者)

 夏イベントは二強二弱のようだ。

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