11月19日、大阪府警大正署は、住居侵入の疑いで大阪市東淀川区の会社員(31)を逮捕した。同署によれば容疑者は、7月13日午前2時〜3時50分、会社の同僚女性の部屋に合い鍵を使って侵入。本人も『同僚の女性が好きだった。下着姿や裸を撮影したかった』と容疑を認めているという。
「容疑者は職場で女性の鞄から鍵を盗みコピーを作成し、4月末に女性宅に侵入後、冷蔵庫の隙間にカメラを仕掛けていた。しかし7月になり女性が偶然カメラを発見。警察が捜査したところ、防犯カメラの映像などから容疑者が浮上したのです」(社会部記者)
呆れたことに、その3カ月間、容疑者はカメラのSDカード(記録媒体)を交換するため数回侵入を繰り返していたという。
「今年9月にも、福岡で勤務先の部下の女性(29)宅に侵入したとして、上司の49歳の男が住居侵入容疑で逮捕されており、『昨年夏に会社で女性の鍵を盗み合い鍵を作った。女性部下が好きで、私生活を覗きたかった』と自供しました。この男も6月から女性のマンションの部屋のタンスと衣装ボックスの間にカメラを仕込み、定期的に侵入して記録媒体の交換をしていたのです」
盗撮被害はまだ序の口。昨年12月末には、新宿の居酒屋でアルバイトをしていた女性(22)が同僚の男(28)に鍵を無断で複製され、女性宅で待ち伏せていた男に襲われた揚げ句、殺害されるという悲劇も起きているのだ。
「この手の犯罪では、圧倒的に同じ職場で鍵がコピーされるケースが多い。女性は昼食に出かける際など、財布を注意する割に鍵の入ったバッグの管理が疎かになる傾向があるからです。鍵に関しても、法律で複製が禁止されている磁気式のものは別にして、普通のものは簡単に複製できる。同じ輩がいる限り十分な警戒が必要です」(探偵業者)
あなたの大事な人は大丈夫か。