『とと姉ちゃん』(10月1日終了)のヒロイン・高畑充希(24)と、芳根京子の2人が先頃、NHK大阪放送局で行われたヒロイン・バトンタッチ・セレモニーに出席した。
常時“20%超え”の高視聴率をマークした高畑は芳根に、
「ヒロインは大変だから、抱えきれないこともたくさん出てくると思います。そういうときは、(周りの)みんながすごくいい人だから、甘えて頼ってください。無理な時は“無理”って言って、芳根ちゃんの魅力全開で乗り切ってください。しんどくなったら、ウチの実家(大阪府東大阪市)においで」と、余裕のエール。
芳根は、いささか緊張した表情で「最後まで走り切りたい」と、意気込んだ。
『べっぴんさん』は、戦争ですべてを失ったヒロインのすみれ(芳根)が、手芸の腕を生かして子供服作りにまい進し、戦後をたくましく生き抜いて行くというストーリーで、菅野美穂や蓮佛美沙子らが脇を固める。
「セレモニーでビックリしたのが、芳根の体の線の細さでした。もともと、スリムではありましたが、ウエストなど50センチくらいにしか見えませんでした。『とと姉ちゃん』が絶好調だったので、そのプレッシャーが早くも襲っているのではないでしょうか。それにしても、ちょっと痩せ過ぎだと思います」(芸能関係者)
同局の朝ドラ『花子とアン』では、仲間由紀恵が演じた蓮子の娘役で出演していた芳根。
「ヒロインオーディションでは『まれ』『あさが来た』『とと姉ちゃん』と3回連続で挑戦しましたが、いずれも落選。今回、3度目の正直ならぬ“4度目の正直”で2261人の中から選ばれた。それだけに絶対に負けられないんです」(芸能レポーター)
しかし、朝ドラの収録スケジュールはハードだ。
「ヒロイン役に休みはありません。セリフの量も、他の出演者の2倍から3倍。収録は、まだ半年残っています。今はもう完治していますが、実は彼女は中学2年のとき、両手足に力が入らなくなる難病、ギラン・バレー症候群を発症したことがあるんです。それだけに体調管理がとても気になります」(芸能ライター)
初々しい芳根京子に期待すると同時に“無事に完走”を…と願わずにはいられない。