問題の写真は、坊主頭の若者が、ファミレスでタバスコの瓶を鼻に詰めているもの。
《○○が突然「やばい。鼻血止まらん止まらん!」っていうから、鼻に詰めとけばいいやん! って言ったら「俺は少しでもみんなの役に立ちたい!!」とか言ってタバスコに募血(原文ママ)し始めた》
と、友人らしき人物がその写真とともにツイッターに投稿したのである。
「このつぶやきは、たちまちツイッター上で“拡散”され、瞬く間に広まりました。さらには大型掲示板『2ちゃんねる』にも転載された揚げ句、炎上騒ぎに至っています」(ネットウオッチャー)
ツイッターにこういった“若気の至り”ともいえる写真を投稿する行為は、昨年に頻発した。8月には19歳の少年がパトカーの上に乗った写真を投稿し逮捕されたほか、9月4日には大分のスーパーで若者がアイスケースに身を投げ出し、その様子を写真とともに投稿し書類送検される等々。
「今回の場合は、本人を援護すべく、友人たちが逆切れしていました。『なんも知らんくせになん回しよーとお前』と、拡散したツイッターユーザーに食ってかかり『お前らみたいなやつがネットで騒ぐから事が大きくなるやろぉが』と、拡散する行為そのものを批判するなどしていました。男の厚い友情が垣間見えましたが、火に油を注ぐ形となりました」(同)
結局、“現場”となったファミレス側は、ホームページ上で騒動を認めた上で、謝罪文を掲載。再発防止に努めることを明記することとなった。
「どちらかといえば被害者はファミレス側にあると思われ、前例を見ても再発防止はなかなか難しい。“バカッター”が消えない限り、同じことがまた起きるでしょうね」(同)
今年もツイッターを巡る騒動は絶えないようだ。