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元日本代表・奥大介容疑者のサッカー人生はどこで狂った?

 女優の佐伯日菜子とサッカー元日本代表で今月6日、佐伯への脅迫容疑で逮捕された夫の奥大介容疑者の離婚が今週中にも成立することを一部スポーツ紙が報じている。

 奥容疑者は今月4日午後3時半ごろ、佐伯に電話をかけ、「今から殺しに行く」など脅した疑い。佐伯が警察にDV被害を電話相談し、後に被害届を出して立件され、奥容疑者は6日夜、兵庫県尼崎市内の実家で逮捕され、現在は神奈川県警戸塚署に勾留中。

 報道によると、佐伯は「憎しみだけではないので、人生のやり直しがきくところで、止めておきたい」と、奥に対してこれ以上は罪を追及せずに、話し合いで解決していくことを希望。現在は、双方が弁護士を立てて親権、財産分与などを含めて話し合いを進めており、早ければ今週中、遅くとも勾留期限が切れる今月27日までに離婚を成立させたい意向だという。

 2人は02年に結婚し、2人の娘を授かっていたが最悪の結末の離婚劇となりそうだが、果たして、奥容疑者のサッカー人生はどこから狂い始めたのだろうか。

 「高校時代からスター選手だった奥容疑者は鳴り物入りでジュビロ磐田に入団し、プロでも大活躍。98年には日本代表に初選出されたが、04年2月の代表合宿中、他の代表選手とキャバクラに行っていたことが発覚し、代表を外され、以降呼ばれることはなかった。02年からは横浜F・マリノスに移籍していたが、代表を外れたことでモチベーションが低下。06年に戦力外通告を受け、07年に横浜FCに移籍。引退後はフロントに残ったが、チーム内の戦力外選手を決める仕事や、チーム内での人間関係に疲れ果ててしまい、昨年の夏前からウツ状態に。結局、今年1月にチームを退団すると、酒におぼれ、佐伯への暴力がエスカレートしていった。どこのチームでもいいから、現役にこだわって渡り歩いていれば少しはマシだったかもしれないが…」(サッカーライター)。

 サッカーエリートで挫折を知らなかっただけに、自分にブレーキをかけることができなかったようだ。

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