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人気漫画家のわいせつ裁判

 知人女性に対して暴力を振るい、わいせつ行為を働いたとして逮捕、起訴された漫画家の公判が8月20日、東京地裁立川支部で開かれた。

 漫画家の名は「郷田マモラ」で、本名は上之郷守被告(50)。監察医をテーマにした『きらきらひかる』や、死刑囚と刑務官の交流を描いた『モリのアサガオ』で知られる人気漫画家だったが、『漫画アクション』で連載中だった『あしゅらみち-冤罪-』は、今回の逮捕をきっかけに中断していた。
 「そんな上之郷被告ですが、起訴状や証拠によると、今年4月に自宅の地下にある事務所内で、野球の硬球を女性に投げつけ『怒りで仕事が手につかない。コレ、どうしてくれるんだ!』などと言って自分の陰茎をしごかせて射精させていた。さらに5月、これも事務所内で同じ女性に対し同じく硬球を投げつけ顔面に命中させたうえ、突き飛ばして転倒させ、足で後頭部を蹴るなどの暴行を働いたというのです。しかも、このような悪行は、これが初めてではなかったことも明らかになりました」(司法記者)

 それだけではない。女性に「胸を見せろ」「尻を見せろ」などと言って事務所内で服を脱がせていた事までも初公判で暴露されていた。
 被告人質問で、なぜこのような犯行に至ったのか問われると…。
 「ストレスを解消したいと…最終的にワイセツ行為に及んでしまっていました。3年ほど前から思うように描けず、自分がどんどん沈んでいくような感覚…。とにかく、ストレスからきているので、溜めないようにしたいです。この何年間か、プライドがあり、周囲に相談できなかった点を改めたい」

 この日、懲役3年が求刑され、後日開かれた判決公判では懲役3年執行猶予3年が言い渡された。いつかまた漫画の世界に戻れる日が来るだろうか。

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