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【連載】「ミカエル・コバタの沖縄あれこれ」第17回 水牛と植物の島〜八重山諸島・由布島

 ハイサイ!
 今回は八重山諸島にある由布(ゆぶ)島を紹介します。

 由布島といっても、あまり聞き慣れないと思いますが、意識がないところで、行ったことがある方も多いと思います。

 由布島は西表島から、わずか400mほど東にある、周囲2km、面積0.15平方kmの小島です。干潮時は十分、車や徒歩でも渡れます。一般的に観光客は西表島からオジイが操る水牛車で渡り、そこには美しい亜熱帯植物園が広がります。多くのツアーでは、このコースが含まれていますので、由布島を訪れたことがある人は少なくないと思います。

 かつて、農業が盛んだった由布島は、最盛期100人を超す人が住み、学校や商店もありました。しかし、69年の台風による高潮で大きな被害を受け、ほとんどの住民が島を出て、人口は4人にまで減りました(10年現在=人口23人)。そんななか、島に残った西表正治オジイがヤシを植え続け、81年に植物園を開園。その後、この島は一躍、人気観光地となりました。

 水牛車は30分毎に出ており、往復の水牛車と入園料で1300円。徒歩で入った場合は500円です。宿がないので泊まることはできませんが、とても沖縄らしさが感じられる島なので、ぜひ一度行ってみてください。また、以前、紹介した西表島温泉とはほど近い所にあるので、かけもちで行ってみるのもいいでしょう。

 アクセスは石垣港から西表・大原港まで船で渡り、レンタカー、タクシー、路線バスの利用となります。路線バスは所要約20分、運賃は390円。1日フリーパス券を使えば、由布島入園料が10%割引となります。
(旅人:ミカエル・コバタ)

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