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大嶺弟『飲酒補導』で禁酒命令のトバッチリ!?

 千葉ロッテが“落とし所”を模索している。何の落とし所かと言えば、飲酒で補導されたドラフト3位指名、大嶺翔太内野手(18=八重山商工)の処分だ。
 「補導されたのが新入団選手の会見直前でしたからね…。かといって、大嶺とのドラフト指名・仮契約を取り消すなんてことにはならないはずです」(内部関係者)
 大嶺本人も軽率な行動を悔やんでいる。

 球団としては、大嶺を許す大義名分が欲しいのである。今季、球団はボビー・バレンタイン監督とは再契約しない旨をシーズン前に発表。この違例の措置に一部ファンが“暴徒化”し、フロント幹部をバッシングする横断幕まで張り巡らせた。『世論』を敵に回す怖さも知っただけに、「大嶺に甘い処分を下せば、何を言われるか分からない」と怯えているのである。
 「28日に石川晃・副代表が石垣島に行き、大嶺と面談し、反省の度合いを確認します。石垣島の行政職員、学校関係者からも寛大な措置を求める電話も球団に入っています」(前出・同)

 大嶺の出身地・石垣島は、千葉ロッテの春季キャンプ地でもある。兄の大嶺祐太投手(21)を指名した翌07年にキャンプ地を移転し、石垣島も急ピッチで球場施設を拡大させてきた。島内には『島民限定ファンクラブ』もあり、第2本拠地と言っても過言ではないほどの盛り上がりを見せている。石垣島とは“親戚”も同然で、大嶺兄弟が揃って活躍すれば、今以上に球場・設備投資してもらえるのは必至だ。となれば、やはり大嶺翔太には世論も納得するような禊ぎをしてもらわなければならない。
 「兄貴の祐太が一緒に謝ることになりそうです」(前出・同)

 去る12月16日、千葉県船橋市内で行われたトークショーで、兄・大嶺祐太は弟を電話で叱責したことを明かしている。しかし、こんな指摘も聞かれた。
 「新人選手全員にキャンプ地中の『禁酒命令』が出るかも。20歳以上の選手も、です。休日の外出にもかなり厳しい門限が課されそうですね」(地元関係者)
 これには、若い選手がかなり不満をもらしているという。兄・大嶺は全選手に謝ってあまるハメになりそうだ。

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