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全日本プロレス IVMのTARUが西村修を勧誘!?

 全日本プロレス最凶ヒール軍団インターナショナル・ブードゥ・マーダーズ(IVM)の首領TARUを22日、都内某所でキャッチした。今や日本だけにとどまらず、アメリカ、メキシコなど海外にまで勢力を拡大し続けている最凶軍団の首領は、さらなる新戦力を求め、19日に無我ワールドプロレスを退団し、全日プロに電撃入団したばかりの西村修にまで触手を伸ばしての獲得をほのめかしている。その真意、作戦とは。
 18日の全日プロ創立35周年記念大会で新たなる殺りく兵器「ゾディアック」を投入。さらにシルバー・キングも獲得と、その勢いは全日プロ内にはとどまらないIVM。今年に入ってからは小島聡を軍団入りさせるなど、次々と戦力を補強し続けているが、早くも次なる獲物に目を付けている。移籍したばかりの西村だ。
 TARUは西村について「西村が来ようが誰がこようが関係ない。武藤の戦力になるんやったら叩き潰すし、使い物にならんかったら無視や」と吐き捨て「まあ、お手並み拝見やな。まだ真意がわからんし」とまずは静観する姿勢を姿勢を示していた。

 しかし、その一方では「野心や恨みがあるなら話は別や」とし「心に曇りがあるんなら“ブードゥ教”が話を聞いたるで」とIVMに誘惑。ついには「ビジネス的な話があるんやったら手を組まんでもない」と西村に共闘を呼び掛けてみせた。
 また、「長年、人を見てきとるからな。本当に悪い奴ちゅうんは、表で握手しても心の中では舌出しとるもんや」とし、10・18の乱入劇の後に武藤敬司社長と握手した場面を皮肉り、西村の心に潜む闇を指摘して不敵な笑みを浮かべた。
 すでに西村のヒールな部分を感じ取っているいる様子のTARUは、勧誘プランも練り上げている。「金積んでブードゥ入りってのも悪くないんじゃないの。小島くんと同じ額(5000万円)は用意するで」と小島獲得時と同じように、札束攻勢で西村の心の闇に訴えかけていく作戦を明かした。
 全日プロ制圧、世界制圧に向けて着々と新戦力を整えているIVM。仮に西村が戦力として加われば、野望達成に向けて大きな力となることは間違いない。このメッセージが吉と出るのか、凶と出るのか。果たして西村はどんな反応を示すのか。

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