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週刊新潮が“sengoku38”の顔写真を掲載

 尖閣ビデオ流出問題で連日、任意の事情聴取を受けていた神戸海上保安部の主任航海士・一色正春氏の顔写真を週刊新潮が掲載した。

 週刊新潮の特集記事『「英雄」か「英雄気取り」か「変わり者」 見る前に跳んだ「海上保安官」の素顔』には一躍時の人となった一色氏の半生と素顔を追うとともに、彼の行動に対する識者たちの疑問も掲載されている。

 一色氏の顔写真を掲載するかについては各メディアでも様々な議論があった。「これまでも、多くの事件では逮捕、起訴されるまでは人権に配慮して名前や顔を伏せていました」(週刊誌記者)。さらに今回、議論を難しくしていたのが、一色氏を“英雄”のように持ちあげる世論があったことだという。

 しかし、週刊新潮が掲載したことで、今後の展開は変わっていきそうだ。「週刊誌は後追いでも顔写真を掲載するでしょう。ただ、テレビはまだ慎重な姿勢のようです」(週刊誌記者)。

 今後の各メディアの動向に注目したい。

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