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結局は内輪モメ? プロ野球・巨人軍 清武英利球団代表が渡邉恒雄氏を告発

 プロ野球・読売巨人軍の清武英利球団代表兼ゼネラルマネージャーが11日、文部科学省内で記者会見を開き、読売新聞主筆で巨人会長の渡邉恒雄氏の言動を強く批判する声明を発表した。

 清武代表によると、来季の巨人軍のヘッドコーチは岡崎郁氏と内定し、11日に契約書を交わす予定で、渡邉会長もこのことを了承していたものの、今月4日の夜に「報告なしに勝手にコーチの人事をいじくるというのは、そんなことありうるのかね」と記者団へ発言。9日には、ヘッドコーチの人事について、岡崎氏を更迭させる人事を決定。後任に野球解説者の江川卓氏と交渉していることも告げられたという。清武代表は会見で、「会社の内部統制やコンプライアンスを破ることはあってはならない」と厳しく批判。「プロ野球を私物化するような行為を許すことはできません」と語った。

 しかし、「コンプライアンス上の重大な件」での会見があるということで集まった報道陣からは、「結局、清武代表と渡邉会長の巨人軍内部での内輪モメ?」「これでまた、江川さんが悪者になるじゃないの?」との声もチラホラ。憤慨する清武代表との間に温度差があった。

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