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『嵐』櫻井パパが総務審議官に昇格 事務次官に王手をかけた裏事情

 総務省が前代未聞の驚愕人事を発令、省庁間で衝撃が走っている。
 小笠原倫明事務次官(59)が退任。後任に総務省傘下の消防庁長官の岡崎浩巳氏(60)を充てる人事を決めた。
 次官はだいたい“次官待ちポスト”と呼ばれる総務審議官を経て就任する。今回のように、外に出た消防庁長官からいきなり次官に昇格したのは稀だ。'05年に次官に就いた林省吾氏以来である。

 驚くのは、これだけではない。
 芸能マスコミが注目していた櫻井俊情報通信国際戦略局長(59)の異動だ。その人物こそポップグループ『嵐』櫻井翔の父親である。
 「その櫻井氏が総務審議官に昇格になりました。櫻井氏とともにメディア3局の一つ、情報流通行政局長の吉崎正弘氏(60)も一緒です。この2人のうちのどちらかが次の次官になるといわれています」(総務省事情通)

 櫻井氏は東大法学部卒。'77年に旧郵政省に入省し、情報通信分野のプロとして業界に睨みをきかしていた。官房総括審議官、総合通信基盤局長を経て'12年9月、情報通信国際戦略局長に就いていた。
 桜井氏といえば、選挙に出るという噂もあった。なぜ、あきらめたのか。
 「出馬の噂が流れていたのは昨年のいま頃。ただ、櫻井氏と親しい安倍晋三が総理になり、将来的に事務次官をやって欲しいと伝えてきたという。櫻井氏にとって風向きが変わったのです」(霞が関関係者)

 たしかに、櫻井氏は事務次官に近いといえる。総務省は'01年に自治省、郵政省、総務庁の3省が合併してできた。そのためそれぞれの出身者が輪番で次官を選んできた。となれば、前次官の小笠原氏は郵政畑。そして自治省出身の岡崎氏が続く。そうなると次は総務庁だが、この役所出身者は無視されるケースが多い。
 「次はまた郵政ですよ。そうなると櫻井氏と吉崎氏にしぼられる。知名度、実力からいって櫻井氏になる可能性は高い」(霞が関ウオッチャー)

 櫻井氏が次官就任となれば、総務省も華やかな官庁に変わりそうだ。

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