保健所関係者が言う。
「MERSは感染者のくしゃみや咳だけでなく、飛沫を浴びた食べ物からも感染する。韓国では感染した医師がいた病院のエアコンから被害が拡大した例もあり、感染すると約1週間〜10日間の潜伏期間を経て38度以上の高熱、くしゃみ、咳を患い、やがて肺炎を引き起こす。こじらせると、4割が死に至る恐ろしい病気なのです」
それだけに、日本の厚生労働省も水際阻止に躍起だが、この防止策が思いのほか効果を上げていないというのである。
「空港でも、入国管理官が韓国や中東に渡航した者をチェック。少しでも風邪の症状がある者は検査をしているが、潜伏期間が長いため、入国審査をパスしてしまう率が高い。空港を離れてから症状が出る者がいないとも限らず、職員らも戦々恐々としている状態なのです」(厚労省関係者)
また、韓国で大量感染が起きた直後、同国のアシアナ航空機は機内消毒もしないまま、中部国際空港に乗り入れていたことが発覚。国内外から批判を浴び、全機消毒に切り替えたが、韓国から他国を経由して来る航空機や船舶が全て消毒をしている保証はない。このため、水際阻止の効果は極めて怪しいとも評判なのだ。
もっとも、その中で注目されているのが、日本国内に蔓延する韓国風俗だ。ご存じの通り、同風俗に勤める韓国人風俗嬢は90日の観光ビザで来日、短期間で荒稼ぎして、帰国する生活を繰り返している。それだけに、これが最大の感染源となる可能性も指摘されているという。
「日本に流入している韓国人風俗嬢は、約5万人といわれている。彼女たちは万が一、MERSに感染しても短期間で稼ぐ目的を持っているため、無理な営業を続けるでしょう。入国審査をパスした風俗嬢の濃厚なキスや、粘膜、飛沫から感染が広がる可能性も少なくないのです」(夕刊紙記者)
息抜きに風俗へ行くのだけは、しばらく控えた方がよさそうだ。