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サザンにとっては“黒歴史”だったおおみそか

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提供:週刊実話

 19日に安室奈美恵(40)の出場が発表されたばかりのおおみそかの「NHK紅白歌合戦」だが、サザンオールスターズの桑田佳祐(61)がソロとして企画枠で特別出演することが各スポーツ紙で報じられた。

 各紙によると、桑田は紅組司会の有村架純(24)が主演した同局の連続テレビ小説「ひよっこ」の主題歌「若い広場」を歌唱。

 大みそかは、午後9時半から横浜アリーナで、カウントダウン公演を行う予定で、同所からの中継出演だという。

 サザンとしては、14年に企画枠で特別出演。ソロでは、10年8月に食道がんの手術後、ステージ復帰の場として特別出演した同年以来、7年ぶり2回目の出演となる。

 「朝ドラの主題歌を歌ったこともあり、桑田が出場することは既定路線だった。しかし、歌手としての格的に安室よりも桑田が断然上。安室の出場が発表される前に桑田の発表では序列的におかしいので、安室の発表後になった。とはいうものの、NHKとしては15年の全国ツアー以来、ほとんど活動していないサザン出演に向け交渉を重ねていたようだが…」(テレビ局関係者)

 サザンは14年にカウントダウンライブの会場から生中継で出演。グループとしては31年ぶりの紅白出場となったがが、ライブでののパフォーマンスがきっかけで、今やすっかりおおみそかが“黒歴史”になってしまったというのだ。

 「桑田は同年秋の秋の叙勲で紫綬褒章を受章した。紅白の中継での、付けひげ、さらには桑田が褒章をジーンズのポケットから出し、この部分がWOWOWで放送されたこともあり、ネット上で拡散され多くの憶測や批判を呼んだ。年明けて2015年になると、これらのシーンに腹を立てた保守系政治運動団体が所属事務所前で抗議デモを起こすほど騒動が拡大。所属事務所が謝罪文を発表。桑田もパーソナリティーをつとめるラジオ番組で謝罪に追い込まれた」(レコード会社関係者)

 当分、サザンがおおみそかに稼働することはなさそうだ。

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