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関東連合元リーダー・見立真一容疑者「帰国情報」で警視庁が厳重警戒

 4年前に発生した“六本木クラブ襲撃事件”で、主犯格として国際指名手配されている半グレ集団『関東連合』(現在は解散)の元リーダー・見立真一容疑者(37)が、すでに日本に帰国しているとの情報が流れ、警視庁が警戒を強めている。

 2012年9月2日未明、六本木のクラブに客として遊びに来ていた飲食店経営者が集団の襲撃を受け、金属バットで撲殺されるという凄惨な事件があった。
 「関東連合メンバーにより襲われたが、人違いだったとされている。犯人たちは事件後に中国や韓国、フィリピンなどに逃亡。しかし、大半のメンバーは帰国して出頭したんです」(捜査関係者)

 それでも主犯とされる見立容疑者は逃亡を続け、警視庁は300万円の懸賞金を掛けたが、行方はつかめなかった。
 「見立容疑者も海外に逃亡したとされ、フィリピンのマニラやセブ島での目撃情報も寄せられた。そのため警視庁は、懸賞金を600万円に引き上げ現地に捜査員を派遣したのですが、結局はとらえられなかった。しかし今年に入り、すでに日本に帰国としているとの情報をつかんだんです」(同)

 海外逃亡前、見立容疑者は周囲に「目的を果たすまで出頭しない」と語っていたというが、その目的とは何なのか。
 「A兄弟への復讐です。'08年3月、西新宿で元関東連合のB氏が撲殺されている。B氏は殺される前に関西の暴力団に属していたA兄弟とトラブルを起こしていたんです。六本木での襲撃事件の際、現場となったクラブにA兄弟の弟がいるという情報をつかみ襲撃したが、人違いだった。だから見立容疑者は、A兄弟に対する復讐が終わらない限り出頭はしない」(関東連合に詳しいマスコミ関係者)

 ホームページで見立容疑者がすでに日本に帰国している可能性を察知した警視庁は“第2の六本木襲撃事件”を警戒。見立容疑者が立ち回ると予想される都内や静岡県、埼玉県、宮城県内を重点的に調べているという。
 早期の身柄確保を期待したい。

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