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あの言動で地元ファンが星野監督の一挙手一投足を監視?

 この殺伐したチームの雰囲気を一変させる手立てはないものだろうか。
 7月5日のオリックス対楽天の一戦だが、これだけ明暗がはっきりと分かれたゲームは見たことがない。サヨナラ勝ちしたオリックス側が盛り上がるのは当然だとしても、楽天側は異様だった。星野仙一監督(64)の怒りが張りつめた空気と化し、チーム関係者、報道陣ともに怖くて物音さえ立てられなかったほどだ。「チキショー!」と、ロッカールームの方から怒声が聞こえてきた。星野監督は「情けないチームや!」と吐き捨て、移動のバスに乗り込んだが、こんな緊迫した空気を吸わされていたら、プレーに影響が出ない方が不思議だ。

 「3日の千葉ロッテ戦で、永井(怜=26)が右肩痛を訴え、2回途中で降板するアクシデントがありました」(球界関係者)
 その際、星野仙一監督(64)は永井を労ることもせず、眉間に深いしわを寄せていた。しかも、試合後、岩隈、ラズナーに継ぐロ−テーション投手3人目の戦線離脱について質問されると、「オレが投げるか?」と自嘲気味に吐き捨てたのだ。(7/3日時点)
 「スポーツニュースで永井が降板する場面が放送されたんですが、星野監督は呆れて笑っていたんです。その表情が放送され…」(前出・同)
 この心ない言動に、地元ファンも驚いた。

 また5日、ナイターで行われた楽天二軍戦に先発したのは、エース・岩隈久志(30)だ。3回を投げ、無失点と早期の復帰を予感させる内容であり、岩隈の二軍登板は星野監督の耳には届いていたはずだ。しかし、試合前、一部記者団が「今日、岩隈が投げるが?」と質問すると、「そうだな。ヨシ(佐藤義則投手コーチ)がどう言うかだけど」と返すだけだった。他人事のように聞こえたのが気になる。敵陣の岡田監督は金子千尋が復帰した際は“リップサービス”してくれたものだが…。

 「起死回生を期待できるのは岩隈しかいないかも」(地元関係者)
 楽天には被災地の勇気になってもらいたい。星野監督の怒声は選手を鼓舞するためのパフォーマンスかもしれない。だが、本拠地・仙台の関係者の眼にはどう映っただろうか。

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