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東洋経済新報社 新社長は人気コメンテーター 痴漢事件のイメージ払拭が最初の任務?

 東洋経済新報社は、10月1日付で山縣裕一郎常務マーケティング局長が社長に就任する役員人事を内定した。柴生田晴四社長は相談役に退く。
 山縣氏は慶大経卒で'79年に東洋経済新報社入社。'06年取締役になり、'10年12月常務に就任。現在55歳で、歴代社長の中では若い方である。
 「TBSラジオの早朝番組『森本毅郎スタンバイ!』の木曜担当コメンテーターとしても知られています。学者肌の人で、ソフトな口調で人気があります」(TBSラジオ関係者)

 ただ、山縣氏の社長就任がなぜこの時期に、との声も出ている。
 じつは'12年9月期決算で、同社は1200万円と少額だが赤字に転落している(売り上げは93億円)。これは、今年2月、当時のM編集長が痴漢で逮捕され、広告が激減したことが影響しているとみられる。
 「山縣氏は鉢巻を巻いて号令を出すタイプではなく、理路整然と考えてから現場に指示を出す人。ですから新規の大事業をやろうというわけではないと思います。確かに編集長の痴漢事件で広告が減ったことは事実で、かつての好イメージを取り戻すのが最初の任務でしょう」(経済誌担当編集者)

 単なる“広告塔”で終わらないで欲しい、との声は少なくない。

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