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優勝セールに激怒 孫ソフトバンクが三木谷楽天潰し全面戦争(2)

 もっとも、孫社長が楽天の本丸に斬り込んだのは、パ・リーグ優勝ではしゃぎすぎた楽天にも原因があるという。例のド派手な優勝バーゲンセールだ。
 念願のリーグ優勝を決めた楽天は、星野監督、三木谷オーナーの胴上げから約2時間後の9月27日午前0時から30日午前1時59分まで優勝セールを行った。看板の『楽天市場』では、星野監督の背番号77にちなんだ「77%引き」セールを行い、169万円のトヨタ・アクアが38万8700円、シャネルのバックが11万4500円、ロレックスの時計が11万6800万円といった具合。大出血覚悟の優勝セールに日本中のネット通販利用者が沸き立ったのだ。

 このオキテ破りにも近い楽天商法に怒り心頭だったのがソフトバンクの孫オーナーで、その報復策として打ち出したのが、楽天の命綱である『楽天市場』へのピンポイント攻撃だったのである。
 「ビジネス面ばかりだけでなく、ソフトバンクは楽天イーグルスにもちょっかいを出している。マー君と同様、今季の楽天を支えたのはジョーンズ、マギーの両大砲ですが、兄貴格のジョーンズは仙台の生活が不満のようで、不夜城にも近い博多の街がお気に入り。そこで今季の年俸(3億円)の倍額を用意して、獲得準備をしているそうです。しかも、途中帰国も容認というオプション付き。マギーもジョーンズと行動を共にする考えでいる。ソフトバンクは昨年、福岡ドーム(ヤフオクドーム)を870億円で買い取ったこともあり、優勝しないことには株主が納得しない。秋山監督も来季は3年契約の最終年。どんな手法を使っても勝ちに行くと宣言しており、まとめて強奪も十分にあり得るのです」(スポーツ紙記者)

 一方で米携帯3位のスプリント・ネクステルを買収した孫社長は、シリコンバレーの一等地に白亜の豪邸を購入。ソフトバンクの米国オフィスとなるビルも二つ調達し、さらには業界4位のTモバイルUSの買収も手掛けているという。
 「目標は米国シェアナンバー1。そのために、西海岸のメジャー球団の経営に参画するという情報もある。狙いの一つはマー君の獲得。ヤンキースばかりが注目されていますが、大ドンデン返しが起こる可能性もあります」(大手広告代理店)

 孫社長のビジネス信条は「インターネットで買えないもののない世界を」だ。
 その言葉通り、楽天から全てを買い上げてしまうかもしれない。

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