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【雅道のサブカル見聞録】幾原邦彦監督作品『廻るピングドラム』が放送開始

 7月7日深夜26時25分より、MBSでオリジナルテレビアニメ『廻るピングドラム』の放送が開始される。原案・監督はセーラームーンシリーズなどでチーフディレクターを担当した幾原邦彦氏。自身の監督作としては『少女革命ウテナ アドゥレセンス黙示録』以来12年ぶりとなる。

 ウテナではアーティスティックな演出と個性的な脚本で人気を博したが、今作ではどんな独創的な世界を視聴者に見せてくれるのか、期待が高まる。7月からの放送開始にも関わらず、公式ホームページではトップ画面のみの表示。CMでもあらすじの紹介もなく情報公開は極端に少ないものとなっていた。今月の4日にようやく公式ノベルで大筋のストーリーが明らかになるも、幾原作品の魅力はなんといっても演出とセリフ回し。遂に明らかになる作品の全容を、アニメファンならば見逃す訳にはいかないであろう。

 現在は子供向けアニメ以外は深夜枠に移り、マンガ、ライトノベル、ゲームなどの原作モノのアニメが大部分を占めている。オリジナルアニメは少ない枠で、どうやって視聴者を引きつけられるストーリーやキャラクターを作れるか、試行錯誤している。置かれている状況は厳しいとはいえ、最近では『Angel Beats!』『魔法少女まどか☆マギカ』『TIGER & BUNNY』『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』など、原作系の人気を凌ぐ作品も多数出てきており、オリジナルアニメへの注目は非常に高い。『廻るピングドラム』はこの波に乗れるのか、放送後の反響にも注目したい。(斎藤雅道)

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